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<ネゲブの流れ> ―462― 2017/7/16

  • 執筆者の写真: Kotomi Kani
    Kotomi Kani
  • 2017年7月16日
  • 読了時間: 2分

「どんなに大きなことを」 ルカ8:26~39

「家に帰って、神があなたにどんなに大きなことをしてくださったかを、

話して聞かせなさい。」                 ―ルカ8:39-

私がクリスチャンになったのは、教会に通いながら大きな内面的癒しを経験したからです。それはこの箇所の悪霊につかれた人が癒されて正気に返ったのと似ています。その変化があまりにも大きかったので、母もキリスト教は本物だと言ってクリスチャンになった程でした。その体験を含めつつ、イエス様の癒しの業の素晴らしさを考えます。

①私を餌食にした悪霊の業。―私の佐渡の生家は仏壇と神棚があり、盆にはお寺参り正月にはお宮参りが恒例の信心深い家でした。しかしその信心は仏壇と神棚と先祖の写真が並ぶ暗い座敷とその信心を導く家長たる父の我儘な権威に象徴されるように、暗く恐ろしいものでした。その家で私は情緒不安定で内気な緘黙症の子供に育ちました。原因は心理学的には父の面前DV、霊的には偶像崇拝の暗さでしょう。

②出会って下さるイエス様。―戦後佐渡島にもキリスト教の宣教師が布教に来られました。後でわかったのですが、私が中学の時英語クラブの学びにその宣教師の一人が来てくれています。そして私が実際に教会に導かれた高三の時には、生涯の恩師となった日本人牧師が愛にあふれた教会形成を実現しておられました。思春期になり未成熟な自分に悩み出し、人間失格だから自殺するしかないと行き詰っていた時、友達の勧めで教会に導かれました。

③癒しの素晴らしさ。―大学進学とともに出席教会は変わりましたが、1年間毎週教会に通う中で、皮を剝ぐように私は変えられて行きました。暗く不気味な偶像ではなく、明るく理解可能な真の神様に出会いました。教会の方々に愛されて、人間不信や自己無価値感から解放されました。「祈り」の練習により緘黙症が癒され、神様の臨在経験により情緒不安定も癒されました。暗かった私の中から、笑い、喜び、希望が出て来たのです。イエス様は本当に素晴らしい癒し主でした。感謝です! 

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