<ネゲブの流れ>-857-2025/6/15
- Kotomi Kani
- 6月14日
- 読了時間: 2分
「結婚の奥義」エペソ5:22~33
「夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自身をささげ られたように、あなたがたも、自分の妻を愛しなさい。」 ーエペソ5:25ー
とても幸せそうな家庭を築いている韓国の孫牧師の賛美「幸せ」の歌詞に「涙が出ることが多いけれど祈ることができること、悔しいことが多いけれど主のために耐えること、…これが私の人生の幸せです」とあります。私の結婚は涙することが多くついには壊れてしまいましたが、パウロが語る結婚の教えからその恵みを学びたいと思います。
➀従う恵み。― 前の21節に「キリストを恐れ尊んで、互いに従いなさい。」とあります。原語では22節は「妻たちよ。自分の夫に、主のように。」であって動詞がなく、前節の動詞「互いに従いなさい」から意訳されています。対人関係で「従う」とは、相手の意思を尊重し自分の思いを譲る謙遜な言動です。この謙遜はあらゆる人間関係で有益で、潤滑油となります。私は信仰的に「かしら」とできない元夫の言動に従えず苦悶苦闘しました。その苦闘を生かし、今後謙遜な者になりたいです。
➁愛する恵み。― 夫婦の「かしら」という位置にある夫たちに妻を愛することが命じられます。教会のためにご自身をささげられたキリストのような愛、自分のからだのように愛し養い育てる愛で、と。キリストの十字架の愛を本当に知っている男性はよい夫になるでしょう。「かしら」という意識もしっかり持ち、賢さを祈り求め御心に沿った決断をし家庭も祝福されるでしょう。我家はこの点でも破船状態でしたが、主の憐みで子育ては守られました。私は妻でしたが、自分犠牲的愛にならいたい。
➂きよめられる恵み。― パウロは夫婦の教えの中で、キリストの犠牲は教会をきよめて聖なるものとするためだと言っています。私の様々なことがあった結婚生活は、ゴツゴツした自我を砕き削ってくれたという意味できよめに役立ったように思えます。結婚は全うできませんでしたが、キリストの目的であるきよめは完成させて頂いて、しみや、しわや、そのようなものの何一つない、聖く傷のないものとなって栄光の教会の一員となりたいものです。神学校の宗教改革史専門の恩師が言っていました。「結婚しなければキリスト教はわからない。」⇐結婚の奥義😊

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