<ネゲブの流れ>-852-2025/5/4
- Kotomi Kani
- 4 分前
- 読了時間: 2分
「新しい人=心の優しい人」エペソ4:25~32
「お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい。」 ーエペソ4:32ー
SNSが発達した現代ほど人間の原罪が露わになっている時代はなかったでしょう。匿名で世界中の誰にでも瞬時に意見表明ができるからです。その現象が兵庫県で起きていて、人間の悪と愚とそれが集団となった恐ろしさを痛感しています。このような時代にクリスチャンとして聖く正しく賢明であることは重要です。新しい人を具体的に学びましょう。
➀新しい人のことば。ー 罪は心とことばと行動に分けて考えられますが、まずことばから。「古い人→新しい人」で考えると「偽り→真実」「怒りや憤りのことば→優しく、赦すことば」「悪いことば→人の徳を養うのに役立つことば」と変えられなければなりません。パウロの勧め「悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。」は金言です。日々の人間関係で偽りを避け、激情や軽率さからことばを発しないよう要注意。
➁新しい人の仕事。― 人生の中心は仕事でそれにより生活維持を図りますが、何をするかが大事です。盗みや詐欺で金銭や物を手に入れて生活することは不適切で、不正価格での商売も問題です。古い人の生き方です。新しい人は自分の手をもって正しい仕事をし、骨折って働き、奪うよりも困っている人に施すのです。勤勉さが出世や報酬につながる現代の仕事において、それが目的化し他者を搾取するとしたらそれは古い人です。牧師によるハラスメントなども古い人の業です。
➂新しい人の心。― 人の心の中にあるものがことばや行動として出ます(マルコ7:23)。どんなに表面で良いことばや良い行動をとっても、心の中に悪意があれば早晩化けの皮がはがれます。ですから心の中に迎え入れた聖霊の導きに従い、聖霊を悲しませないことです。心の中から、偽り、怒り、憤り、無慈悲、叫び、悪意、などの古い人を捨て去り、真実で親切で心の優しい新しい人となるべきです。捨て去るとはその考えに生きないという決意です。例えばねたみや恨みからの解放は、ねたましい或いは憎らしい相手のために祈ることから可能になると言われます。最も難しい赦し合いも実現させて、世の光として輝きたい🌞

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