<ネゲブの流れ> ―473― 2017/10/8
「イエス様の寛容」ルカ9:49~50
「やめさせることはありません。あなたがたに反対しない者は、あなたがたの味方です。」
―ルカ9:50―
大学生の頃、大学の近くの女鳥羽川沿いの道を自転車で走りながら、人生で何が一番大切かと考え、「愛だ!」と気づいたことがありました。その頃から真剣に聖書を読み始め、イエス様こそ最も真実な愛に生きた、幸せな方だと思うようになりました。この箇所の弟子ヨハネの心の狭さとイエス様の寛容さから、愛に生きるということを考えてみましょう。
①ヨハネの心境。― イエス様は神のご威光を現わし人々に驚嘆されていました。それを弟子の一人として誇りに思いながら、自分もまた偉くなることを望んでいました。しかし自分たちの仲間ではない者がイエス様の名を唱えて悪霊を追い出していたのです。先には山の下にいた弟子たちが悪霊を追い出せず、イエス様に不信仰をとがめられました。特権意識、独占意識、排他性、さらにねたみが働いて、その者の悪霊追い出しをやめさせました。愛とは程遠い、狭い心です。
②イエス様の答え。― イエス様は「やめさせることはありません。」とヨハネを咎めました。反対しない者は味方だというのです。その者はイエス様と弟子の集まりに加わることはありませんでした。しかしイエス様の名のすごい権威を目にして、それを使って見たのです。悪霊が出て行ったということは、神様の御心を動かしたということです。イエス様の名の権威を認め、それを使って人を助けようとしたことは、イエス様に近づきつつあるわけで、味方と言えたのです。
③愛に生きるとは?― Ⅰコリント13章で、愛は寛容、親切、ねたまない、とあります。また、すべてを信じすべてを期待し、ともあります。私達の周りの人々は今仲間として行動しなくても、将来はわかりません。今全面的な一致がなくても、わずかでも一致があれば、理解し合える可能性はあります。反対しない者は味方、という寛容な心で、今後の関わりと変化を期待し待ち望む。愛は寛容な心から….海のような…。
【報告】
*22日のCS飾り巻きずしづくりの祝福を祈りください。
<今週の予定>
・9日 (月)Pm6:00~ 学習クラス(小学)
・10日(火)Pm6:00~ 学習クラス(小学、中学)
・11日(水)Pm3:30~ 学習クラス(中学)
・11日(水)Pm7:30~ 市民クリスマス合同祈祷会(水島聖ch)
・12日(木)Pm7:30~ 聖研祈祷会
・ 毎日 Am6:00~6:30 早天祈祷会