<ネゲブの流れ> ―503― 2018/5/6
「神の国」ルカ13:18~21
「それは、からし種のようなものです。それを取って庭に蒔いたところ、
成長して木になり、空の鳥が枝に巣を作りました。」 ―ルカ13:19―
神の国には爆発的成長力があるということです。私は今までそれを外的数的成長のことだと考えて、一向に成長していない現実を嘆いていました。しかし神の国は迫害や離散などの試練を通して、内的質的に成長すると言われています。西阿知キリスト教会は設立以来、数的成長はほとんどなしですが、内的質的成長を遂げることはできた気がします。神の国の爆発的成長の恵みを考えましょう。
①神の国は命である。― 比べられた「からし種」も「パン種」も生き物で命があります。神の国はイエス様の復活の命から始まりました。私の入信は自殺願望からの救いでした。また以後の信仰生活は難しい試練続きでしたが、命も信仰も守られました。何度倒れ込んでも湧き出てくる信仰の命。不思議ですが、神の国は命なのです。
②神の国の始まりは小さい。― からし種もパン種も小さいです。神の国は誰もが軽視した十字架のイエス様から始まりました。以後の神の国の広がりも小さい者から始まります。「あなたがたすべての中で一番小さい者が一番偉いのです。」(ルカ9:48)モーセもパウロも砕かれて小さくなって神様に用いられました。神様は傲慢な者を嫌われます。
③神の国は必ず成長して木になる。― 種は命があるので、芽、苗、木へと成長します。苗はなよなよして弱いですが、木となるとしっかりしています。信仰者はイエス様を土台として木のように自生しなくてはいけません。木には強さと成熟があります。弱くて依存的だった私も訓練されて、だいぶ木に近づいて来た気がします。
④神の国は影響力大。― 木まで成長してしっかりすると、鳥も宿せます。またパン種は粉をふくらませます。ここから外的数的成長が始まるのでは。神の国の命は爆発的です。囲いを破り垣根も超えて!
<今週の予定>
◎学習クラス ・7日(月)Pm6:00~ ・8日(火)Pm6:00~
・9日(水)Pm3:30~ ・10日(木)Pm4:30~
◎聖研祈祷会 10日(木)Pm7:30~
◎早天祈祷会 毎日Am6:00~6:30