top of page

<ネゲブの流れ> ―516― 2018/8/5

「“その日”への備え」Ⅰコリント3:10~15

「というのは、その日は火とともに現われ、この火がその力で各人の働

きの真価をためすからです。」         ―Ⅰコリント3:13―

 西日本豪雨後の一ヶ月が目まぐるしく過ぎました。雨の降り始めは7月3日で、その日の朝焼けが異様に赤かったのを記憶しています。6日の大雨と翌未明の小田川等の決壊、真備町浸水、ボランティア参加とすべてが初めての経験でした。これらの経験を通して、所有物や普通の生活が失われるという“その日”は誰にでもやって来ると感じました。この箇所から“その日”への備えについて考えましょう。

 ①人生の土台をキリストに。― キリストは生きて働く神です。困難の時には必ず導きと助けが与えられます。またキリストは復活の主であり、死の危険の中でも永遠の命と平安を下さいます。大雨と爆発と避難勧告・指示連発の不安な夜、私は御言葉で不思議な平安を頂きました。

 ②価値ある働きを。― 人はそれぞれ学業や仕事、家事育児を通して働いています。物や生活が失われる“その日”は、各人の働きの真価をためすとあります。災害後の真備で様々な人に会いました。被災しても前向きでいられる人はそれだけの準備をして来た人だと感じました。働きを通して仕事のノウハウや勤勉さ根気強さを身につけた人はすべてを失っても立ち直りが早そうです。価値ある働きとは、困難を乗り越えられる程熟練した働きと言えます。

 ③人と神を愛する生活を。― 東日本大震災で「絆」が強調されたように、災害時に大事なのは人間関係です。日頃の良好な人間関係が救出時も被災後の片付け時にも大きな助けとなったという話を聞きました。日頃から人を大切にしている人は窮した時の助けも多いでしょう。見える物が失われる“その日”は、見えない、より大切なものを持っているかが問われる時です。所有物より人間関係、さらには神関係が大事です。火によってためされる“その日”が来ます。真の備えを!(真備)

 

<今週の予定>

◎学習クラス 7日(火)Pm6:00~ 

◎聖研祈祷会 9日(木)Pm7:30~8:30

◎早天祈祷会 毎日Am6:00~6:30 

最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square

西阿知キリスト教会​

bottom of page