<ネゲブの流れ> ―520― 2018/9/2
「使徒の苦難」Ⅰコリント4:6~13
「神は私たち使徒を、死罪に決まった者のように、行列のしんがりとして
引き出されました。」 ―Ⅰコリント4:9-
現在学習クラスで幼児から高校生まで約10人の子供達に聖書の話をしています。その際よく話すのは、神様を信じると知恵と力と愛が与えられ幸せになるということです。神様を信じると苦難を背負うことになるとは宣伝上言えませんし、そればかりか私自身もいつしか神様に幸せを要求し出していることに気づきました。この箇所でパウロはコリントの信徒に向かって、使徒にはこの世的な豊かさ、賢さ、強さ、栄誉は縁遠いと強く訴えています。信仰の点検と覚悟のし直しをしましょう。
①高慢になり誇っていないか?― 神様は恵み深い方ですから、神様を信じる私たちは祈りを通して様々な恩恵を受けています。自分の癒しや成長、そして働きの成果など。しかしそれを誇り、自分は大したものだと高ぶっているとしたら、要注意です。「もらったものでないものがあるのですか。」とのパウロの問いかけに耳を傾ける必要があります。
②豊かさ、賢さ、強さ、栄誉を求めない。― 初代教会の使徒たちはキリストに従って苦難の道を進みました。行列のしんがりとは闘技場で野獣と戦わさせられる捕虜のことです。パウロが列挙した使徒たちの苦難の様子は、息を呑むものです。キリストの教えはこの世の悪と真っ向から対立します。キリストに従うとは、この世的な豊かさ、賢さ、強さ、栄誉を剥奪されるということです。
③苦難の覚悟と勝利を。― どのような苦難があるのでしょうか。身体的の苦難として命の危険、衣食住の不備、虐待。精神的苦難として見世物となる、愚かで弱くされる、卑しめられる、はずかしめられる、ののしられる。霊的苦難として迫害。これらを覚悟し、苦難を負わせる者に対して、祝福し、耐え忍び、慰めのことばをかけることができたら、それこそ勝利です。苦難恥辱を甘受する人こそ真の勇者!信仰の宝!
<今週の予定>
◎学習クラス ・3日(月)Pm6:00~ ・4日(火)Pm6:00~
・5日(水)Pm3:30~
◎幼児預かり・幼児英語 4日(火)Pm1:00~Pm4:30
◎聖研祈祷会 6日(木)Pm7:30~8:30
◎早天祈祷会 毎日Am6:00~6:30