<ネゲブの流れ> ―526― 2018/10/21
「結婚について」Ⅰコリント7:1~7
「私の願うところは、すべての人が私のようであることです。」
―Ⅰコリント7:7―
コリントの教会は不品行などの性的罪が教会内部まで入り込んでいる腐敗した教会でした。その一方で結婚を否定する禁欲主義の考えもありました。そのような中で使徒パウロに結婚についての質問がなされていました。再臨が近い危急の時と思われていた中でのパウロの結婚観が述べられています。
①パウロのように独身で。― 当時はキリスト教会の誕生と発展、さらに迫害や再臨を意識した緊迫した時代でした。パウロがすべてをささげて主に仕えたように、ひたすら主に奉仕する信徒が必要でした。また結婚して家族を持つことが悲しみをもたらす苦難の時代が近づいていました。パウロが独身を勧めたこともうなずけます。現代はどうでしょうか。結婚をささげる程の使命が示されているなら、従いましょう。
②結婚して聖い生活を。― 独身の賜物がないのなら、結婚して内外の不品行を避ける必要があります。ここで勘違いしてはいけないのは、結婚関係内なら何でも許されるということではありません。節度ある結婚生活、結婚相手へのいたわりが必須です。クリスチャンがこの箇所を理由にして一方的に配慮なく夫婦生活を強要するとしたら、それはDV(家庭内暴力)になります。結婚した男女は配偶者の身体を聖く保つためにも自分の身体を聖別しなければならないのです。
③自制の実の必要性。― 御霊の実(ガラテヤ5:23)の一つに自制があります。結婚しないにしても結婚するにしても、人が性を持つ者として造られた以上、自制の実を求めなければなりません。自制力を欠くとき、人はいとも簡単にサタンの誘惑にかかってしまいます。自制力はあらゆる欲望に有効で、人格的成長と働きの成功にも関係しています。そのような意味でも教会には聖さが保たれなければなりません。御霊に満たされたシングル、カップルの集まりでありますように。
<今週の予定>
・22日(月)Pm6:00~ 学習クラス(小、中学)
・23日(火)Pm3:00~ 幼児英語 Pm6:00~ 学習クラス(中、高)
・24日(水)Pm3:30~ 学習クラス(中学)
・25日(木)Pm7:30~ 聖書研究祈祷会
・毎日Am6:00~6:30 早天祈祷会