〈ネゲブの流れ〉-552- 2019/4/28
「礼を尽くし、他の利益を」Ⅰコリント13:5
「礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、怒らず、
人のした悪を思わず、」 ―Ⅰコリント13:5―
有名な愛の章から愛の定義を学び、広い心、憐み深い心、神の配剤への信仰と謙遜を考えて来ました。今日はこの箇所から、より具体的な対人関係上の愛の実践について考えましょう。
①礼儀に反することをしない。― 人に対する礼儀の基本は言葉かけ(挨拶、お礼、謝罪など)、誠実さ(時間や約束)、良好な関係作り(丁寧なコミニケション、特に報告・連絡・相談)があげられます。これらは人を大切にするということです。細かいことですが自己点検しましょう。
②自分の利益を求めない。(1)― これは自己中心ではなく他者中心ということです。バークレーの言葉では「自分の義務、責任、世間から受けた借り」を絶えず考えるということです。まず義務と責任ということについてです。例えば家族関係では通常は親は子供への義務と責任があり、問題が生じた場合は元気な家族は弱った家族への義務と責任が求められます。職場や社会でも役職がある場合は当然義務と責任があります。役職はなくても学校、職場、地域で自分に余裕がある場合には、弱さや困難の中にある方々に対して義務や責任があると考えるべきです。仕事を忠実に、それ以外でも社会への奉仕精神を旺盛に。それが自分の利益を求めない愛の生き方です。
③自分の利益を求めない。(2)― バークレーの言葉「世間から受けた借り」についてです。お返しの生涯とかお返しの気持ちでという言葉があります。私達が今生かされているのには親を初め多くの方々の愛や助けがありました。若者の就職時の意識も単なる自己実現や野心ではなく社会貢献であるべきです。育児や教育、老後の生き方もスーパーボランティアの尾畑さんの言葉「恩をお返しするのは当たり前」を念頭に。さらにクリスチャンはイエス様の十字架の恩恵を忘れてはなりません。他者のために十字架(苦労)を負う覚悟を!イエス様とともに!
<今週の予定>
・29日(月)Pm6:00~ 学習クラス(小)
・30日(火)Pm2:30~ 幼児英語・預かり
・1日(水)Pm4:30~ 学習クラス(高)
・2日(木)Pm7:30~ 聖書研究祈祷会
・毎日Am6:00~6:30 早天祈祷会