<ネゲブの流れ> -558-2019/6/16
「教会の徳を高めるために」Ⅰコリント14:7~19
「御霊の賜物を熱心に求めているのですから、教会の徳を高めるため
に、それが豊かに与えられるよう、熱心に求めなさい。」 ーⅠコリ14:12ー
日本のプロテスタント教会は1859年の宣教師来日から始まりました。その歴史はわずか160年でまだまだ未成熟です。私の40年間の経験からだけでも、教会内には聖書的でない間違った信仰的習慣や考え方が横行しているように思われます。例えば客観性のない妄信的信仰、質よりも数が優先される大衆伝道、義より愛が強調される人間主義的神観などです。これらが教会停滞の原因なのかもしれません。これらに気づいた者は、日本の教会の徳を高めるために発言していかなければなりません。今の時代に求められる「預言」を考えましょう。
➀自己満足的信仰を避ける。― 聖書の神様は真理であり、信じると数々の不思議な恵みを経験します。祈りが答えられ問題が解決し、癒しや奇跡も起きます。異言もそうでしょう。いわゆるしるしです。しるしは自己満足のためではなく、みなの益のために与えられたのです。
➁知性を軽視しない。― 信仰の世界は霊的であり、恵まれた状態とは感情的に愛、喜び、平安に満たされた状態と言えます。そこから霊性=感情的満たしの発想となり、感情ばかりを求める危険性があります。パウロは「霊においても知性においても祈り、賛美する」と言って警鐘をならしています。霊的に感情的に恵まれれば恵まれる程、それを知性で分析し、客観性を持たせて証していく必要があります。
➂はっきりした明瞭なことばで「預言」する。― 楽器の演奏にも訓練が必要なように、教会の徳を高める「預言」をするにも訓練が必要です。聞く人に伝わるように、知的訓練をしなければなりません。聖書研究と一般の学問研究を心掛け、それをつないで「確かな預言」をまとめられるよう、御霊の知識と知恵を求めなければなりません。憎しみや恐れ、悲しみなどの負の感情は真理を見誤らせることも忘れないで!
<今週の予定>
・17日(月)Pm6:00~ 学習クラス(小)
・18日(火)Pm2:30~ 幼児英語・預かり
・19日(水)Pm3:30~ 学習クラス(小)
・20日(木)Pm7:30~ 聖書研究祈祷会
・22日(土)Am10:30~ 学習クラス(高)
・毎日Am6:00~6:30 早天祈祷会