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/<ネゲブの流れ> ―560― 2019/6/30

「平和と秩序をもって」Ⅰコリント14:26~40

「それは、神が混乱の神ではなく、平和の神だからです。」 (14:33)

「ただ、すべてのことを適切に、秩序をもって行ないなさい。」 (14:40)

 子供達が幼い頃、幼くても暗唱聖句をした方がいいと思い立ちいくつか試みました。一つ目はもちろん「神は愛です。」。そして二つ目がなぜか、上記の「すべてのことを適切に、秩序をもって行ないなさい。」でした。おそらく、きちんとした人間になってほしかったのだと思います。パウロは罪が蔓延し混乱しているコリント教会に対して、その礼拝を秩序正しくするようにと勧めています。内外の混乱状況を痛感する昨今。この箇所から、平和と秩序をもって処することの有効性を学びましょう。

 ➀異言や預言における秩序。― 当時の礼拝ではかなり自由な流れで、賛美、教え、黙示、異言、解き明かしがなされていました。パウロは秩序をある礼拝として、異言や預言について注意しています。担当者の人数制限、順番の順守、次の人に譲ること、異言の解き明かしの必要性、預言はみなができること。御霊の自由があると言っても、集団への配慮を欠いた無秩序や混乱は、教会としてはふさわしありません。

 ➁無秩序、混乱の原因は?― 聖化が不十分な信徒の自慢、自己主張、我欲といった自己中心な罪が原因です。教会ではそれらが抑制されなければならず、制限や順番、譲り合い、傾聴などは混乱を避けるのに有効です。教会に秩序があることで罪が抑制され、罪が抑制されることで、教会は教会らしく、聖霊が働く落ち着いた場所となるのです。

 ➂神が「平和の神」であるということ。― イエス様は「平和の君」(イザヤ9:6)と呼ばれます。そのイエス様が本当の平和実現のために剣をもたらすこともあります(マタイ10:34)。しかし神は本質的に「平和の神」であり、混乱を引き起こしているのは人間の罪性だということを忘れないように。社会や組織の混乱を解決する手立ては、平和の神の側に立って、すべてのことを平和と秩序をもって行なうこと!我欲なしに!

 

<今週の予定>

・2日(火)Pm2:30~ 幼児英語・預かり 

・3日(水)Pm3:30~ 学習クラス(小) 

・4日(木)Pm7:30~ 聖書研究祈祷会

・6日(土)Am10:30~ 学習クラス(高)

・毎日Am6:00~6:30 早天祈祷会

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西阿知キリスト教会​

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