<ネゲブの流れ>―568―2019/8/25
「パウロの旅」Ⅰコリント16:5~9
「主がお許しになるなら、あなたがたのところにしばらく滞在したいと
願っています。」 ―Ⅰコリント16:7―
普段限定的な地域で活動し生活している人にとって、旅は気分転換や休息の時となります。定年後、夫婦や友人で旅を楽しむ方が多いわけです。パウロはそれと違って、福音伝道という働きのために20数年もの間旅を続けました。福音を伝えるということでは、パウロほどではありませんが私達にもその働きが任せられており、仕事や交流で行く場所が伝道地とも言えます。私達の人生を証の旅に例えて、パウロの旅の姿勢に学びたいと思います。
➀時間を取って滞在し愛の交わりを大切にする。― パウロはコリントの教会に対して、旅の途中にちょっと寄って顔だけ見て行くという形を取りませんでした。今の滞在地エペソから船で行けばそれが可能でした。しかししっかり予定を立ててしばらく滞在できるように、陸路でマケドニアを通って行くことにしました。私達も誰かに証しようと思うならば、時間を取ってじっくり話せるような予定を立てることです。それが愛です。
➁すべては主の許しのもとで。― パウロはコリントへの旅程を計画しましたが、その案について「主がお許しになるなら」と前置きしました。パウロに倣い私達も、どこへ行き誰と会うか、何を話すか、すべて主の御心に委ねましょう。主の配慮により変更が生じても、落ち着いて受け入れ、最善を信じましょう。
➂最終目的は伝道(主が証されること)。― パウロはコリント行きを考えながらも、あと数ヶ月エペソに滞在すると言います。それはエペソにおいて働きのための広い門が開かれていると同時に反対者が大ぜいいたからです。伝道のチャンスを生かし、反対者からも守られて伝道の実を実らせるにはパウロの滞在が必要でした。私達の人生の目的は主が証されることです。心を開き耳を傾けてくれる人のいる場所を大切にしながら、伝道地を広げて行きましょう。主とともに!
<今週の予定>
・27日(火)Pm2:30~ 幼児英語、預かり
・28日(水)Pm3:30~ 学習クラス(小学)
・29日(木)Pm7:30~ 聖書研究祈祷会
・31日(土)Am10:30~ 学習クラス(高校)
・毎日Am6:00~ 早天祈祷会