<ネゲブの流れ>―576― 2019/10/20
「『しかり。』の人」Ⅱコリント1:15~22
「神の約束はことごとく、この方において、『しかり。』 となりました。」
―Ⅱコリント1:20―
人に信頼されるには、言葉がいい加減であってはなりません。そう心掛けていても、勘違いやトラブルなどで言ったことを変更せざるをえないこともあります。その場合にもいい加減にせず、誠実に説明することが大事です。パウロはコリント教会への訪問計画を立てましたが、頑なな教会員への配慮からその計画を変更しました。それがまた非難の的になったので、彼は丁寧に説明し、自分への信頼と自分が宣べ伝えたキリストへの信頼を確かなものにしようとしています。その弁明から、キリストの真実とパウロの真実を学び、私達も真実な者とされましょう。
➀キリストには「しかり。」だけがある。― 「しかり。」=yes、「否。」=noです。キリストは神の子であり、ご自分を「真理」と呼びました。また不変なる方で、その言葉は真実で力があり、発せられた言葉は必ずその通りになりました。多くの病を癒し、飢えを満たし、自然界をも支配しました。これは多くのクリスチャンの経験でもあります。
➁神の約束はキリストにあって「しかり。」となった。― 創造の初めからの神の約束がキリストにあって実現しました。贖い、救い、和解、新創造などです。新しく造られるということには、御霊の油そそぎが必須でした。私も振り返れば、救われ、御霊により新しくされ、創造者なる神から多くのくすしい恵みを頂いています。キリストのゆえです。感謝。
➂私達の言葉も御霊によって「しかり。」となる。― パウロは当初の計画を変更しながらも、「私たちのことばは、『しかり。』と言って、同時に『否。』と言うようなものではない」と言っています。「しかり。」なるキリストに仕えるパウロも「しかり。」の人でした。変更はパウロのせいではなく、コリントの教会員たちの頑なさゆえでした。私達も人間的な考えではなく、よく祈って御霊の導きを頂き、確かな言葉を発することで、「しかり。」の人となることができます。主の栄光のため、信頼に足る者と!
<今週の予定>
・21日(月)Pm6:00~ 学習クラス(小学)
・22日(火)Pm2:30~ 幼児英語、預かり
・23日(水)Pm3:30~ 学習クラス(小学)
・24日(木)Pm7:30~ 聖書研究祈祷会
・26日(土)Pm3:30~ 学習クラス(高校)
・毎日Am6:00~ 早天祈祷会