<ネゲブの流れ>―581―2019/12/1
「御霊に仕える者」Ⅱコリント3:4~11
「神は私たちに、新しい契約に仕える者となる資格を下さいました。
文字に仕える者ではなく、御霊に仕える者です。文字は殺し、御霊は
生かすからです。」 ―Ⅱコリント3:6―
今日からアドベント(待降節)です。この時期はクリスマスを待ち望むとともに、過去を振り返りつつ新しい年への備えをします。その際頭に浮かぶのは「何事をなしたか?なすべきか?」ということでしょう。前回パウロは「コリントの信者が推薦状である」と言ってその働きを誇りました。しかしすぐにこの箇所で「何事かを自分のしたことと考える資格があるわけではない、それは神から受けた資格による」と付け足しています。資格とは「御霊に仕える者」ということですが、その幸いを学びましょう。
➀「御霊に仕える」とは「新しい契約に仕える」ことである。― 「新しい契約」とは新約の恵みのことであり、守れば祝福されるという旧約の律法とは別です。律法が石の板に書かれたことからパウロはそれを「文字」と表現しています。エレミヤ31:31~33にありますが、新しい契約とは律法が御霊によって心に書かれるということです。つまり心が変えられて律法を守る意志と力が与えられるということです。旧約の律法の文字は罪を示し死と滅びの宣告をしますが、御霊はそこから救いいのちをもたらします。「御霊に仕える」とは、人を生かす働きです。
➁「御霊に仕える」務めには栄光があふれる。― 旧約のモーセが神に会って律法を授かった時に顔が光りました。それは神の栄光を受けたからです。しかし新約の救いを成し遂げたイエス様の栄光はそれ以上でした(山上の変貌参照)。罪に定め殺す死の務めより、義として生かす務めの方に栄光があふれるのは当然でしょう。また旧約の律法はイエス様によって完成し終わりましたが、御霊の働きは永遠に続いて行きます。永続するものこそ栄光があります。私達は御霊により救われ生かされています。私達もまたパウロに倣い「御霊に仕える者」となりましょう。そして神にあって「何事かをなし」、栄光にもあずかれますように!
<今週の予定>
・学習クラス 2日(月)Pm6:00 4日(水)Pm3:30 7日(土)Am11:00
・3日(火)Pm2:30~ 幼児英語・預かり
・4日(水)Pm7:30~ 市民クリスマス合同祈祷会(倉敷聖約教会)
・5日(木)Pm7:30~ 聖書研究祈祷会
・7日(土)Pm2:00~ 市民クリスマス (倉敷教会)
・毎日Am6:00~ 早天祈祷会