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‹ネゲブの流れ›―618―2020/9/6

「パトモス島のヨハネ」黙示録1:9~10

「私ヨハネは、あなたがたの兄弟であり、あなたがたとともにイエスにある苦難と御国と忍耐とにあずかっている者であって、神のことばとイエスのあかしとのゆえに、パトモスという島にいた。」 ―黙示録1:9―

大型台風10号の接近を前に厳重な警戒が求められています。最近は自然災害、犯罪、ハラスメントなど、いつ災難に遭遇するかわからない時代です。しかし全てが神の支配下にあると考える時、転禍為福ということが起きます。黙示録の著者ヨハネがまさにそうでした。96歳の頃、皇帝ドミティアヌスの迫害によりパトモス島に流刑となりました。そこで特別な啓示を受けたのです。ヨハネの信仰と恵みを学びましょう。

➀ヨハネの信仰の自己紹介。― ヨハネは12使徒で、しかも主要3人弟子の一人、さらに「イエスが愛された弟子」と自認する程の使徒でした。しかし「あなたがたの兄弟」と言って使徒職を振りかざしません。老境の謙遜さです。また「イエスにある苦難と御国と忍耐とにあずかっている者」と言います。クリスチャンが受ける三点セットだそうです。十字架を負うという苦難、御霊の内住による御国先取りの恩寵、それゆえの忍耐の生活。安易に御国ばかり求めていないかと、問われます。

➁パトモス島での流刑生活。― パトモス島はエーゲ海に浮かぶ面積40㎢の小さな島で、ヨハネは洞窟で過ごしたようです。流刑の理由は「神のことばとイエスのあかしとのゆえ」。皇帝崇拝を拒んだためです。私達も信仰や信念を曲げないために陸の孤島、しかも洞窟のような暗く寂しい境遇に追いやられるかもしれません。しかしそれでいいのです。信仰を曲げず筋を通せば、どこにあっても主は覚えていて下さいます。

➂著しい御霊の働きと神の声。― 一般的信仰者の経験でも窮地で神の声を聞くと言われます。ヨハネは孤独な流刑地において、聖霊の満ちた中に置かれラッパのように明瞭で大きな神の声を聞きました。その内容は終末に関しての特別な啓示でした。災難満載で先が読めない現代です。御霊の働きと神の声が必要では。私達もパトモス島へ!

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