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‹ネゲブの流れ›-647-2021/4/11

「殺すために」黙示録9:12~15

「すると、定められた時、日、月、年のために用意されていた四人の御使いが、人類の三分の一を殺すために解き放たれた。」 ―黙示黙示録9:15ー                                                                                                                                                       

 一昨年のコロナ発症以来「一難去ってまた一難」という状況が続いています。終末は今以上のわざわい続きです。第五のラッパで死にたくなる苦痛が五か月間続きました。そのわざわいは過ぎ去ったのに、さらに過酷な二つのわざわいがやって来ます。まず第六のラッパのわざわいですが、それは「殺すため」つまり死です。その様子を学びましょう。

 ➀つながれていた四人の御使い。― 先のわざわいでは死ぬことはなかったのに今度は殺されます。この殺戮の首謀者は四人の御使いで、つながれていることから罪を犯した邪悪な御使いのようです。Ⅱペテロ2:4、ユダ6には暗やみの穴の中に閉じ込められた御使いが出て来ますので、その仲間と思われます。大川ユーフラテスのほとりに暗やみの穴があるのでしょうか。エバを誘惑したへびの出現もその辺りでした。

 ➁殺されるのは誰?― 「御使いを解き放せ。」と命じたのは神の御前にある金の祭壇の四隅から出る声でした。これは血の復讐を求める殉教者の祈りの声なのか、その祈りに答える神の声なのか?四隅=世界中の殉教者の祈りとも取れます。いずれにしてこの殺戮は血の復讐なのです。ですから殺されるのは額に神の印を押されていない人々です。しかも人類の三分の一という多数の死者で、神の復讐劇です。

 ➂時が定められ用意されている。― この殺戮の時、日、月、年は定められています。またこの時のために邪悪な四人の御使いが用意されています。神が時を定め支配しておられます。「天の下では、何事にも定まった時期があり」(伝3:1)。人間の思惑を超えて、神の緻密な計画により必ず復讐の時はやって来ます。その時に不敬虔ゆえに殺される者とならないように。また堕落した御使いのように殺戮に使われる者ともならないように。死のわざわいから隔絶され、いのちを保つ者と!

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