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‹ネゲブの流れ›-652-2021/5/16

「礼拝している人を測れ」黙示録11:1~2

「立って、神の聖所と祭壇と、また、そこで礼拝している人を測れ。」

                             ー黙示録11:1ー                                                                                                                                                                   

終末期には、イスラエル周辺の中東情勢が注目されます。再臨の主がエルサレムに来られるからです。現在イスラエルはワクチン接種が世界一進みコロナが沈静化して、ユダヤ教の大規模な行事が行われたり、パレスチナとの衝突が激化したりしています。イスラエルはエルサレム奪還と第三神殿の建設を計画しているようです。今日の箇所に出て来る聖所と祭壇は現在は存在しておらず、解釈が困難ですが、現在の状況に適応できるところで、学びたいと思います。

➀測られるということ。― ヨハネは「預言しなければならない。」という声に続いて、測りざおが与えられ、「神の聖所と祭壇と、そこで礼拝している人を測れ。」と言われました。ヘロデの神殿は破壊され第三神殿も建てられておらず、キリスト教では教会や信者を聖所とみなすことから、霊的な測りが考えられます。教会や個々の信者の礼拝行為と信仰生活が神に受け入れられるものになっているかが測られるのです。

➁聖所の外の庭の問題。― キリスト時代の神殿には異邦人の庭がありました。「聖所の外の庭」に当てはまります。ヨハネへの命令では、ここは「異邦人に与えているから測ってはいけない」というのです。霊的な測りでは、教会の中に異邦人の庭があるとも考えられます。教会の中に偽信者(=聖書に通じ洗礼を受けているが、魂が新生していない)がいる、あるいは教会がそっくり外の庭=異邦人であるとか、です。

➂聖なる都が踏みにじられる。― この外の庭の異邦人が聖なる都を四十二か月間(三年半)踏みにじります。完全数の七年の半分で、不完全な限られた期間ですが。私の経験ですが、新生していない牧師やその教団は、純粋な信者を傷つけその信仰を害します。教会史上いつも外の庭が存在しており、それにより真の信者の信仰が試されて来ました。すぐ傍の外の庭に惑わされず、使徒の測りざおにかなう者と!

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西阿知キリスト教会​

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