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‹ネゲブの流れ›-699-2022/5/15

「王の王、主の主」黙示録19:15~16

「その着物にも、ももにも、『王の王、主の主。』という名が書かれていた。」ー黙示録19:16ー

 

 昨日、映画「わが青春つきるともー伊藤千代子の生涯」を見ました。千代子は共産党員で、治安維持法により逮捕され、拷問や夫の転向にも屈せず信念を貫き24歳で命を落としました。キリスト教信仰を貫くにも同様の覚悟が必要だと思っているので、学ぶ所の多い映画でした。千代子はノンクリスチャンですが、不公平な社会の変革を切望し命を懸けました。私達クリスチャンも神の国の完成のために、もっと勇敢でなければならないのでは。天国でお会いする方=審判者の姿から学びましょう。

 ➀その方の口から鋭い剣が出ている。― 白馬の騎士の目、頭、衣についてはすでに見たように異様でしたが、さらに口から鋭い剣が出ていて恐ろしいです。口は力ある神の言葉を表し、鋭い剣は人の心を刺し通し判別する両刃の剣(へブル4:12)に通じます。この鋭い剣は諸国の民を打つためです。口からの鋭い剣によりえぐり調べ、さばき打たれる方の前に出ることを覚えましょう。どんなに隠し立てしても無駄です。

 ➁鉄の杖で牧する。― 私は、主は良い牧者で天国でも私達を優しく木の杖で牧して下さると考えていました。しかし白馬の騎士なるキリストは、狼を追うための鉄の杖をもって牧されるというのです。これは御言葉(詩2:9,黙12:5)の成就であり、鉄の杖を持つ方の前に出るという覚悟が必要です。弱さからの脱却と鉄の杖で砕かれない確かな結実を。

 ➂神の激しい怒りの酒ぶねを踏まれる。― 今は悪を行なっている者がさばかれずに横行している状態です。しかし終わりには万物の支配者である神の激しい怒りが満ちて、キリストがその怒りの酒ぶねを踏むことになります。悪人は酒ぶねに投げ入れられ、踏まれて血を絞り出されます。その時には名ばかりのクリスチャンの悪も怒りの対象です。

 ④「王の王、主の主」の名がとどろく。― 騎士の着物と、ももにこの名が書かれています。口の剣で打ち、鉄の杖で押し導き、怒りの酒ぶねを踏む審判者なる王の王、主の主。誰もが認めざるを得ない名実ともに王なる主。この偉大な方に会うために、千代子の勇気に倣いたい!  

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