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‹ネゲブの流れ>-767-2023/10/1

「詐欺と祈り」ヨシュア記9:4b~15


「そこで人々は、彼らの食料のいくらかを取ったが、主の指示をあおがなかった。」

                ―ヨシュア記9:14

 

 安倍氏の国葬から一年経ちましたが、当時私は「大嘘つきの国葬などしたら日本は神様の祝福を失う。」と危惧しました。振り返るとこの一年の日本の廃頽劣化ぶりはひどく、政府の政策が全く信用できないだけでなく子供まで巧みな嘘をつく世相になっています。私は騙され易いので健康と金銭に関わることには細心の注意をしています。アイへの勝利後不覚にもギブオンに騙されたイスラエル。失敗から学びましょう。

 ➀詐欺の手口(1)=変装。― 今の日本の世相では富と権力が関心事で、それを得るためには多少の騙し行為も容認されています。この箇所のギブオンの住民たちの感心事は命乞いでした。ギブオンはイスラエルの宿営地ギルガルに近い町でその住民は聖絶の対象のヒビ人でした(申命記7:1~2)。聖絶を免れるために遠くから来たように変装し、古びた袋、古びたぶどう酒の皮袋、古いはきものと着物、かわいてぼろぼろになったパンを用意しました。外見だけからの判断は危険です。

 ➁詐欺の手口(2)=巧みな嘘。― ギブオンの使者は変装に合わせて嘘をつきます。「遠い国からまいりました。盟約を結んでください。」 また遠い国から来たということで計略のきっかけとなった最新のエリコとアイの敗北については触れないで、だいぶ前の出エジプトやエモリ人の二人の王になされたことに言及し主の名を聞いたと言いました。何としても聖絶を免れたかった。嘘とへつらいが入った話に、要注意です。

 ➂祈りの必要性=主の指示をあおぐこと。―ギブオンの使者の凝った変装と巧みな嘘に欺かれて、イスラエルは彼らの食糧のいくらかを取り、和を講じ生かしてやると盟約を結んでしまいました。そのとき「主の指示をあおがなかった」と記されています。勇者ヨシュアともあろう者が?です。劣化した日本、詐欺行為が横行している世相。一つ一つの決断について祈って主の指示をあおぐことです。祈りにより相手の嘘を見抜く見識眼が与えられたり御心が示されたりするからです。サタンの暗躍により混迷する社会。祈って主の指示をあおぐことが大事!

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