‹ネゲブの流れ>-812-2024/8/4
「ナフタリ族の相続地」ヨシュア記19:32~39
「ナフタリは恵みに満ち足り、主の祝福に満たされている。西と南を所有せよ。」
ー申命記33:23ー
今政界の話題である斎藤知事や広瀬議員の非常識にはあきれます。優秀な人の中に一定割合でこのような人格障害的な人がいるようで、キリスト教界でも同様で、私はこのような人達と大変な戦いをして来ました。今日のナフタリは「争い」という意味で、ラケルが女奴隷ビルハの二人目出産の快挙を「私は姉と死に物狂いの争いをして、ついに勝った。」と言って名づけられたものです。ナフタリ族の祝福を学びましょう。
➀ラケルの嫉妬と女奴隷ビルハの出産。― 姉のレアは四人続けて出産しましたが、ラケルはさっぱり。そのため彼女は姉に嫉妬してヤコブにつぶやきました。「私に子どもを下さい。…死んでしまいます。」 ヤコブは怒って「子を宿らせないのは神なのだ。」と言い返し、ラケルが考えたのはヤコブに女奴隷ビルハを妻として与える策でした。その一人目のダンも喜びましたが、二番目のナフタリでは勝利の宣言をしています。
➁相続地の祝福と災い。― 第六番目のくじでナフタリ族が相続した地は、ガリラヤ湖西岸からヨルダン川西に伸びる肥沃な山地でした。雨量も気候も農業に最適で様々な産物を作ることができました。ヤコブの祝福「放たれた雌鹿で、美しい子鹿を産む。=自由と子孫の祝福」やモーセの祝福「恵みに満ちたり、主の祝福に満たされている。」の通りです。士師時代にはバラクの活躍もありました。しかし王国の偶像崇拝の故に、ナフタリは北辺の地であったためアラムやアッシリヤに攻め入られ捕え移される経験をしました。「はずかしめを受けた地」(イザヤ9:1)
➂キリストゆえの光栄の地。― ナフタリ族の相続地はガリラヤ地域で、キリストが愛し伝道して回った地域です。かつての敗北と捕囚のはずかしめとは違い、いやしと恵みと光栄を受けたわけです。十字架はエルサレム地域でしたが勝利の復活後の顕現はガリラヤ地域でした。ラケルの喜び=「死に物狂いの争いに勝った。」はキリストの復活の勝利にもつながります。争いやはずかしめの苦闘の中にある者には、必ず勝利と光栄が与えられる。私の戦いややみにも光を!復活の主よ🙏
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