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‹ネゲブの流れ>-821-2024/10/6

「二部族半の別の祭壇」ヨシュア記22:10~20


「あなたがたは、きょう、主に従うことをやめようとしている。あなたがたは、きょう、主に反逆しようとしている。あす、主はイスラエルの全会衆に向かって怒られるだろう。」 

                        ーヨシュア記22:18ー


 石破茂新首相はクリスチャン四代目で、芯があるかと期待しましたが、発言がぶれ続けていてガッカリです。一方無罪勝訴まであと数日の袴田さんの姉ひで子さんは芯のある方です。逮捕当時の数々のひどい記事について、ウジウジ気にしてたら戦って来れなかったと述懐。帰還して祭壇を築いた二部族半から、芯のある生き方について考えましょう。

 ➀二部族半の不安=境界線による分断。― ルベン、ガド、マナセ半部族はヨルダン川東の地が家畜に適した良い地だと所有を申し出、モーセは以後の戦いに参加する条件で許可しました。しかし渡って行って戦い取った他部族用の地はさらに豊かで広大でした。そこから帰るにあたって彼らには一抹の不安が。ヨルダン川が境界線となり分断、差別され祝福を失うのでは?と。線引きや隔てはしんどく、不安です。が、、

 ➁別の祭壇の問題性。― 二部族半は中心地から辺境地に帰る不安から、ヨルダン川のほとりに来たとき一つの祭壇を築きました。それは大きくて遠くから見えるものでした。イスラエル側の川岸に築いたようで、後で言い訳しています。イスラエルの神、主から離れていけにえをささげるためではなく、差別されず共に主の分け前に預かるための証だと。しかし別の祭壇を築くことには多大な危険が。他部族の誤解と怒りを招き、いくさになりそうでした。祭司ピネハスの派遣により免れましたが。

 ➂芯のある信仰の堅持。― ピネハスはかつてペオルの事件(モアブの娘らとの姦淫とバアル・ペオルへの偶像崇拝)を処理しました。その事件では24000人、アカンの事件ではアイ戦争で36人が神罰により死にました。彼は「主に従うことをやめて、反逆している。あす、主はイスラエルの全会衆に向かって、怒られるだろう。」と叱責しました。一部の反逆は全会衆への神罰を招くという聖なる畏れ。川手前の所有地を望み許可されたのだからたとえ排除されても別の祭壇など作らず信仰を守るべきでした。不利や排除を恐れ、まがい物を作ってはなりません。「損になっても、立てた誓いは変えない。」(詩15:4)との芯の強さを!



 

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