<ネゲブの流れ>-876-2025/10/26
- Kotomi Kani

- 1 分前
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「クリスチャン生涯とは?」ピリピ3:10~16
「私は、キリストとその復活の力を知り、またキリストの苦しみにあずかることも知って、キリストの死と同じ状態になり、どうにかして、死者の中からの復活に達したいのです。」 ーピリピ3:10~11ー
先週最も首相にしてはいけない首相が誕生し大変ショックでした。そこに様々な問題が重なって精神的に疲れ果てました。元気を取り戻すために色々試みましたが、結局は祈りと御言葉による霊的命の回復でした。その時改めて感じたのはクリスチャンは世の人とは違うということ。世をちりあくたとしたパウロからクリスチャン生涯について学びましょう。
➀キリストの死と復活を知る生涯。-信仰による義のゆえに他のものをちりあくたとしたパウロにとって、最大関心事はキリストとその復活の力を知ることでした。キリストのように命がけで義のために苦しみ、その上でキリストのように悪と死に勝利して復活の力を経験する。彼は度重なる迫害と死の危険を奇跡的に抜け続けてその幾分かを経験し、殉教後その願いは完全に実現しました。今の私達の苦しみが義のためなら私達もまたキリストとその復活の力を知る恵みに預かれます。感謝。
➁ひたすら前進。-クリスチャン生涯には度々、これ以上の恵みはないのではと思えるような歓喜の時があります。しかしそれは途上であって憐みも義認も聖潔もまだまだ不完全なのです。そこでパウロが「すでに得たのでも、すでに完全にされているのでもありません。」と言ったように、完全なものを捕えようと追求し続ける必要があります。「うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向って進む」=前向き、積極的な生き方です。過去の失敗は憂鬱ですが、神に委ねてひたすら前進。
➂目標は上に召してくださる神の栄冠。-この世の処世術では前向き思考による成功が語られますが、クリスチャンの目標は地上の成功ではなく天上の栄冠です。私達を天国つまり上へと召してくださる神から頂く「朽ちない冠」(Ⅰコリント9:25)、「義の栄冠」(Ⅱテモテ4:8)、「いのちの冠」(ヤコブ1:12)です。パウロは殉教による栄冠でけでなく地上にも宣教の実を実らせ歴史に名を残しました。しかし名もなく生き信仰や義のために命を落とした人も多いです。無名でも目標は上なる栄冠。この一事に励み、一心に走り続けましょう。それがクリスチャン!



























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