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<ネゲブの流れ>-880-2025/11/23

  • 執筆者の写真: Kotomi Kani
    Kotomi Kani
  • 11月22日
  • 読了時間: 2分

「あらゆる境遇に対処」ピリピ4:10~13


「私は、貧しさの中にいる道も知っており、豊かさの中にいる道も知っています。また、飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。」

                 ーピリピ4:12ー

 

 人が同一でないように境遇も同一でなく、多様な境遇があります。辛い境遇を乗り越えようと似た境遇者の体験談を読む人も多いです。しかし最も有効な境遇対処の秘訣は神に頼ることです。神は人の内外の事象の支配者だからです。偉大な信仰者パウロが「あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。」と言った所以です。パウロに学びましょう。

 ➀捧げ物の恵み。-ピリピ教会は良い教会でパウロの働きのために二度も捧げ物を送りました。パウロはその捧げ物とピリピ教会の人々の心を非常に喜びました。与える心は霊的祝福の印だからです。彼は乏しい時には自ら働き、誰からもむさぼることはありませんでした。献金の多寡で信徒を評価する牧師とは違います。彼自身が物質的生活でも神に信頼して不満から解放されていたからです。やはり偉大でした。        

 ➁どんな境遇でも満ち足りる。-パウロは「どんな境遇にあっても満ち足りることを学びました。」と言います。貧しさ、豊かさ、飽くこと、飢えること、富むこと、乏しいことなどあらゆる境遇についてです。すぐ不平を言う私には、すごいと思えます。韓国のソン牧師も自作の賛美「♪充満」の中で、「無名、貧しさ、苦難、失敗、弱さの中でもイエスにあって満たされている」と告白しています。パウロの境地です。ピリピ3:8で学んだ「世のいっさいをちりあくた」と思える境地でしょう。全知全能の神の前に境遇も自分も置いてみる。「今が、それが、最善だ!」という声が。

 ➂強くしてくださる方。-あらゆる境遇に対処するには➁の世から解放されていることに加えて、実際的神体験がものを言います。パウロはまさに殉教者で神にいのちを捧げ、死の時も死に方も委ねていました。そのような真剣な信仰に対して、神は非常に度々不思議な力でパウロを強くし悪境遇に勝たせてくださいました。彼は何度も死の危険を逃れました。使命がある限り神は必ず助けてくださいます。力を与え強くして必要ならどんなことでもできるようにしてくださるのです。「満ち足りる心を伴う敬虔こそ、大きな利益を受ける道です。」(Ⅰテモテ6:6) 感謝!

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