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<ネゲブの流れ>-862-2025/7/20

  • 執筆者の写真: Kotomi Kani
    Kotomi Kani
  • 7月19日
  • 読了時間: 2分

「恵みがありますように」エペソ6:21~24


「私たちの主イエス・キリストを朽ちぬ愛をもって愛するすべての人の上に、恵みがありますように。」

                        ーエペソ6:24ー


エペソ人への手紙の結びです。私達も手紙を祝福の祈りで結びますが、パウロの結びの言葉からは神と人を愛し与え尽くして生きた彼の「真心」が伺えます。最近私は人間関係のあり方を反省し、会話後人が私をどう評価したかではなく、私が人を大切にする言葉を発せたかどうかを気にすることにしました。与える愛に生きたパウロに学びましょう。

➀テキコを送り、励ます。― パウロは祝祷の前にテキコをエペソ地方に送ることを記します。テキコは異邦人クリスチャンでパウロの同労者となり、「主にあって愛する兄弟、忠実な奉仕者」と評価された人物です。テキコ派遣の目的はパウロの様子を知らせることで、それはパウロのことを気にかけてもらうというよりも、エペソ地方の信者の心に励ましを与えるためでした。信頼するテキコなら、獄中のパウロの様子を的確に伝え、落胆ではなくむしろ励ましを与えることができると考えたのです。

➁祝祷=平和、愛、恵みを祈る。― 続いて祝祷です。「父なる神と主イエス・キリストから、平安と信仰に伴う愛とが兄弟たちの上にありますように。…主イエス・キリストを朽ちぬ愛をもって愛するすべての人の上に、恵みがありますように。」 平安が最初なのは、暗黒時代のきざしが見えていたからのようです。最近の日本は知性や道義が劣化し、予想外の悪が降りかかり得る不安な世相です。まず私達が平安に満たされ、身近な人の平安と愛、恵みを祈り、また言葉かけもしたいものです。

➂愛の使徒パウロに倣いたい。― パウロは自分と人類への神の愛の大きさを知っており、それゆえ神と人々を熱烈に愛した使徒でした。その真っすぐさゆえ迫害されローマの獄に軟禁されました。その不自由な中でも手紙に神の愛の奥義を書き綴り神に仕えました。「主イエス・キリストを朽ちぬ愛をもって愛するすべての人の上に」との表現から彼自身が朽ちぬ愛をもってキリストを愛していたことがわかります。朽ちぬ愛=死んでも捨てない愛。愛される⤵愛する⤴愛される⤵愛する⤴…の愛の循環的体験。神を愛し人を愛し、さらに愛され、天国に達したい

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