<ネゲブの流れ>-863-2025/7/27
- Kotomi Kani
- 7月26日
- 読了時間: 2分
「感謝と喜びのピりピ教会」ピリピ1:1~6
「私は、あなたがたのことを思うごとに私の神に感謝し、あなたがたすべてのために祈るごとに、いつも喜びをもって祈り、」 ーピリピ1:3~4ー
もう一つのパウロの獄中書簡、ピリピ人への手紙に入ります。ピリピはギリシャのマケドニア州にあったローマの植民都市です。パウロの短期伝道によりルデヤと看守が救われ(使徒16:12~40)、彼らから教会ができました。ピリピ教会はパウロに愛された良い教会で、手紙の文面にパウロの格調高い信仰告白が表出されています。学びましょう。
➀挨拶と祝祷。― パウロは手紙の差し出し人として自分と弟子テモテの名をあげ、キリスト・イエスのしもべと称しています。他の手紙のように使徒としての権威で教えるよりも、しもべというへりくだりを意識させピリピ教会の問題を解決しようとしたからです。宛先はピリピにいるキリスト・イエスにあるすべての聖徒たち、また監督と執事たちです。そしていつもの祝祷で、父なる神とキリストからの恵みと平安を祈っています。
➁パウロとピリピ教会の親密さ。― 教会設立時のパウロの関与は僅かながら、ピリピ教会は彼の働きを助けるために何度か物を送りました。それは他教会にはないことで、愛に満ちた教会だったのです。彼はお礼のため何度か訪問し、この手紙もお礼も兼ねています。このような親密さからパウロは「あなたがたのことを思うごとに私の神に感謝し、あなたがたすべてのために祈るごとに、いつも喜びをもって祈り」と言っています。自分のことを祈ってもらい感謝され喜ばれる交わり。しかも信仰の師パウロから…。キリスト中心の高潔な交わり。目指したい恵みです。
➂福音の働きとその完成。― パウロがピリピ教会に感謝し喜ぶのは、彼らが最初の日から今日まで福音を広めることにあずかって来たからです。恵みがなければ伝道はできません。十字架の福音が心に入り恵みにより変化が起こり、周りの人に広がって行く。さらに伝道の働きに協力する。それによりまた恵みを頂いて行く。この霊的良い循環が量的にも質的にも拡大され、再臨の日までに完成される。そのことを良い働きを始められた主がして下さるというのです。私の家族伝道は大分進みました。私の品格成長と友人知人伝道の完成に期待し、励みます✌

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