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<ネゲブの流れ>-865-2025/8/10

  • 執筆者の写真: Kotomi Kani
    Kotomi Kani
  • 8月9日
  • 読了時間: 2分

「パウロの投獄と福音の前進」ピリピ1:12~14


「私の身に起こったことが、かえって福音を前進させることになったのを知ってもらいたいと思います。」

              ーピリピ1:12bー

 

 一昨日、立花氏のデマで自死に追い込まれた元兵庫県議竹内氏の奥様の会見がありました。立花氏への刑事告訴が受理されたのです。義を通す者は偽りのこの世では迫害されます。精神が持つ人と持たない人様々ですが、実は迫害は義を前進させるのです。あの義この義の勝利を祈願しつつ、福音を前進させたパウロの投獄に学びましょう。

 ➀投獄されたパウロの信仰と働きの様子。― パウロには回心時からキリストのための苦難が予告されており(使徒9:16)、実際の伝道活動での多くの苦難を経て、苦難を光栄と喜ぶ信仰を持っていました。それで投獄されても悲嘆することなく祈り賛美し、獄中で出会うローマ親衛隊の兵士たちにさえ伝道し、信じる者も出たのです。普通には伝道の機会がないローマの兵士からも信者が出、福音は前進したのです。

 ➁兄弟たちに確信が与えられた。― 投獄されても動じないパウロの信仰姿勢と伝道の働きによる実は、生前のキリストの言葉の成就でした。「迫害し、会堂や牢に引き渡し、…あかしをする機会となります。…どんな反対者も反証できないようなことばと知恵を…与えます。」(ルカ21:12~15) 投獄されたパウロに成就した主の祝福を伝え聞いた兄弟たち、その大多数の者は信仰の確信を強めました。苦難を恐れる必要はない。苦難は主の祝福と栄光の現れる機会であるとの確信です。

 ➂兄弟たちが恐れず大胆に伝道。― 信仰の確信は力と喜びであり、外に溢れて行きます。兄弟たちは迫害があっても恐れることなく、大胆に神のことばを語るようになりました。語れば実はあります。信じる者が出て、福音が前進したのです。偽りの世は義を嫌い迫害して来ます。迫害も苦難も恐れず、主に従い行く者の上には栄光の御霊がとどまってくださいます(Ⅰペテロ4:14)。これがキリスト教の醍醐味でしょう。私は教団からの迫害により弱くなり伝道もできなくなり、主を恨みがましく思っていました。が、この迫害こそ福音の前進のチャンスかも。私の上にとどまる栄光の御霊に祈り、福音の前進を求めます。かえって前進!

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