<ネゲブの流れ> ―486― 2018/1/7
「幸いな人たち」ルカ11:27~28
「いや、幸いなのは、神のことばを聞いてそれを守る人たちです。」
―ルカ11:28―
2018年が始まりました。初夢の一富士二鷹三茄子ではないですが、誰もが新年の幸せつまり無事と成功を祈り求めていることでしょう。特に女性の場合は子供の成功こそが幸せという面があります。この箇所のひとりの女もそうでした。彼女は優れた力と知恵を持ったイエス様を見て、その母マリヤをうらやんで声を張り上げました。「あなたを産んだ腹、あなたが吸った乳房は幸いです。」と。しかしイエス様はそれを否定し、母マリヤ以上の幸せがあると言われました。その幸せとは?
①母マリヤの幸せ。― 確かに彼女は世界中で最も幸せな女性だと思います。本人も讃歌の中で「どの時代の人々も、私をしあわせ者と思うでしょう。」と言っています。神の子を自分の身体に宿すとは最高の地上的成功です。同様に人はそこまで行かなくても、自分や親族その他身近な人の成功を求めそこに幸せを感じようとしています。
②より素晴らしい幸せ=神のことばを聞くこと。― 成功は必ずしもすべての人に与えられるものではありません。しかしイエス様が言われた幸せとは、すべての人が味わえるものです。まず神のことばを聞くこと。つまり聖書を読むことです。聖書は神のことばが書かれた不思議な書物です。内容も非常に多く深いです。知恵と力も与えられます。
③究極の幸せ=神のことばを守ること。― 「守る」とは保持する固守するという意味です。「神のことばを聞いて行なう」(ルカ8:21)ということで私達はあれこれと活動して来ました。しかしここでは「守る」と言われています。静かに今まで聞いて来た神のことばを思い起しましょう。十戒、山上の垂訓、御霊の実、愛の章…など。これらから離れて活動しても不毛です。基本的な神のことばを守ることは、みことばの受肉、キリストの内住、御霊の満たしをもたらします。それは霊的な意味で母マリヤ以上の幸せです。「求む!幸いな神の子の内住者!」(主の招き)
【報告】
*明けましておめでとうございます。新年の祝福を祈りましょう。
<今週の予定>
・8日(月)Am10:30~ 新年聖会(西大寺キリスト教会にて)
・9日(火)Pm6:00~ 学習クラス(小、中学)
・10日(水)Pm3:30~ 学習クラス(中学)
・10日(木)Pm7:30~ 聖書研究祈祷会
・ 毎日 Am6:00~6:30 早天祈祷会