<ネゲブの流れ> ―509― 2018/6/17
「十字架のキリスト」Ⅰコリント1:19~25
「しかし、私たちは十字架につけられたキリストを宣べ伝えるのです。」
―Ⅰコリント1:24―
「病者の祈り」という詩があります。力、健康、富、権力を求めたが、逆に弱さ、病弱、貧困を授かった、という内容です。私の境遇も同様に、弱、病、貧の三悪がちゃんと揃っていました。17歳で教会に導かれましたが、その動機は自殺願望の解決を求めてでした。ないものだらけの状況から救われて喜びに満たされて生き始めたので、私にとってはイエス様がすべてでした。持てるものだらけの大使徒パウロも、「十字架につけられたキリスト」を宣べ伝えると言っており、イエス様はすごい救い主なのだと解ります。その素晴らしさを考えてみましょう。
①この世の知者、学者、議論家でも及ばない霊的知恵。― パウロはパリサイ人という律法の専門家であり賢い知者でした。しかしその知識をちりあくただと言って、イエス様の知恵を高く評価しています。私も振り返れば、求道時でも信仰回復時でも、知者と言える教師や医師は私を助けることができませんでした。しかしイエス様は御言葉と聖霊の知恵により、私を救い出してくれました。すごいです。
②霊的知恵=十字架につけられたキリストの素晴らしさ。― 十字架のキリストは私達への神の愛を表しています。その愛は命がけの愛です。また十字架のキリストは私達の罪の赦しを表しています。私も何度かこれはひどい罪だと愕然とした罪を赦して頂き、赦しの恵みを経験させて頂きました。神に愛されていることそして罪が赦されていることは、霊的存在である人間にとって、根源的必要と言えます。
③ご利益的で高慢な人にはその真価が隠されている。― この世の多くの人は欲と高ぶりに生きており、十字架のキリストには興味がありません。選ばれた人しか理解できないということは、希少価値が高いということです。尊い十字架の愛と赦しに感謝と賛美をささげましょう!
<今週の予定>
◎学習クラス ・18日(月)Pm6:00~ ・19日(火)Pm6:00~
・20日(水)Pm3:30~ ・21日(木)Pm4:30~
◎聖研祈祷会 21日(木)Pm7:30~
◎早天祈祷会 毎日Am6:00~6:30