<ネゲブの流れ> ―512― 2018/7/8

「隠された奥義＝神の知恵」Ⅰコリント２：６～９

「私たちの語るのは、隠された奥義としての神の知恵であって、それは、神が、私たちの栄光のために、世界の始まる前から、あらかじめ定められたものです。」　―Ⅰコリント２：７―

　キリスト教信仰を告白してクリスチャンになるには、回心という経験が必須です。回心には悔い改めつまり心の方向転換が伴います。私は心の方向転換を大きく二度経験しましたが、それは無理に自分の向きを変えるということではなく、間違いがはっきりわかり素直に向きを変えられたというものでした。特に二度目は４５個の罪性について完全な方向転換をしましたので、開眼とでも言える程わからなかったことがわかるようになりました。病の原因と解決方法、苦難の意味と用い方がわかり、まさにこの世の知恵から神の知恵に移されたという体験でした。この箇所から、この世の知恵と十字架と神の知恵の関係を考えましょう。

　①この世の知恵の実態と限界。― この世の知恵の目的は人間の利益と繁栄です。しかし人間は社会的存在であり、個の利益追求は他の損失をもたらすという矛盾が生じます。これは一例ですが、結局この世の知恵は人に幸いをもたらさないという限界があるのです。

　②十字架＝この世の知恵と神の知恵の衝突。― 神の知恵が受肉したのがイエス様です。この世の知恵つまりユダヤ教指導者たちの利益追求にとってイエス様は邪魔者となりました。衝突が続きついに十字架刑が執行されました。彼らは勝利したと思ったでしょうが、実は神の勝利であり、十字架後、復活、聖霊降臨と圧倒的な業が起こりました。

　③今、経験できる神の知恵の素晴らしさ。― この世の知恵は十字架を見下し馬鹿にし、やがてそののろいを自らの身に招きます。しかし神の知恵に目覚めて十字架の下にへりくだれる人は高レベルの知恵を頂きます。人を生かす知恵、与える幸せ、愛が生み出す奇跡の業など。十字架から神の知恵が流れ来て私たちを幸せの園にご招待！感謝！

＜今週の予定＞

◎学習クラス・９日（月）Pm6：00～　　・１０日（火）Pm6：00～　　

　　　　　　　　　・１１日（水）Pm3：30～　・１２日（木）Pm4：30～

◎幼児預かり・幼児英語　１０日（火）Am9:00～4：00

◎聖研祈祷会１２日（木）Pm7：30～8：30

◎早天祈祷会　毎日Am6：00～6：30　