<ネゲブの流れ> ―518― 2018/8/19
「人間を誇るな!」Ⅰコリント3:18~23
「ですから、だれも人間を誇ってはいけません。すべてはあなたがたのものです。」 ―Ⅰコリント3:21―
帰省先で出席した佐渡金井キリスト教会の祈祷会で、元気ではつらつとした92歳のT姉に会いました。元気の秘訣は「鼻で息する人間を頼らない」(イザヤ2:22)こと。なるほど!神よりも人間を重視し、振り回されることの多い私達ですが、その愚かさについて考えましょう。
①人間の知恵は神の御前では愚かである。― 確かに人間は長い歴史を経て多くの知恵を獲得し学問を発展させて来ました。コンピューターの開発でさらに人間の知識も増えました。しかしそれは神が造られた世界の仕組みを解明できただけで、世界を動かす知恵を得たわけではありません。どんなに人間の知恵が進んでも世界を動かしておられるのは神であり、人間の知恵はやはり愚かなのです。
②人間を誇ることの愚かさ。― 「主は、人の思い計ることがいかにむなしいかを、知っておられる。」(詩94:11)、「人の心には多くの計画がある。しかし主のはかりごとだけが成る。」(箴19:21)という御言葉があります。人間的に誇れる力や実績がある人でも決して万能ではなく、おごり高ぶって進もうものなら必ずしっぺ返しを食らいます。人間には自分のことや人のこと、まして将来や世界など思うようにできるはずはありません。自分も他人も、人間というものは誇りに値しません。
③しかし、神にあってすべては私達のもの。― 信仰の達人パウロの感嘆のことばです。有名で有能な使徒達も、世界、いのち、死、現在のもの、未来のもの、すべてがあなたがたのものだというのです。私も、災いすら益にされる主の計らいに気づいた時に、このような感覚を持ったことがあります。人は当てにならないですが、神はあらゆる人や出来事を用いて私達を祝福して下さっています。試練OK。遠くの出来事にも意味がある。すべては私達を祝福するため。神は素晴らしい方!
<今週の予定>
◎学習クラス ・20日(月)Pm6:00~ ・21日(火)Pm6:00~
・22日(水)Pm3:30~
◎幼児預かり・幼児英語 ・21日(火)Am9:00~Pm5:00
◎聖研祈祷会 23日(木)Pm7:30~8:30
◎早天祈祷会 毎日Am6:00~6:30