<ネゲブの流れ> ―522― 2018/9/16
「パン種のない教会作り」 Ⅰコリント5:1~8
「新しい粉のかたまりのままでいるために、古いパン種を取り
除きなさい。」 ―Ⅰコリント5:7―
幼少期よりいがみ合う家族を見て育ち人間不信気味だった私にとって、高校三年で訪れたキリスト教会はいい意味で別世界でした。しかし最近よくニュースになる牧師や神父達の不道徳行為、また私に降りかかっている牧師達のハラスメントの現実を考える時に、キリスト教会の腐敗した様に悲しくなるばかりです。開拓途上の西阿知キリスト教会、ここは聖い教会でありたいものです。パウロの叱責に聞きましょう。
①教会はパン種のないものの集まりである。― 洗礼を受けてクリスチャンになるということは、罪を悔い改めて新しく聖い生活を始めるということです。誰でも忠実な信仰生活を続けるならば、聖霊の導きの中で正しく聖く愛の人へと成長して行きます。古い罪のパン種、例えば不品行、高慢、悪意、不正、偽りなどは教会とは縁のないもののはずです。
②教会は中に入って来たパン種を取り除く必要がある。― 毒麦の例え(マタイ13:25)のように、罪を持ったまま装って教会に入って来る人がいます。そのような人が犯す罪、あるいはその人の影響で信仰後退者が犯す罪、それを見逃すことは教会としてふさわしくありません。パウロが「サタンに引き渡した」というのは除籍処分の戒規執行です。悔い改めを祈りつつ除籍しなければ、罪はパン種のように蔓延します。
最も恐ろしいのは教会組織を守るためという口実のもとに聖職者の罪を隠蔽することです。それは組織そのものの死につながります。
③純粋で真実なパンとなり全き献身をする。― 教会の土台はほふられた子羊キリストです。私達の罪のために犠牲を払われたキリストをいつも思いましょう。至らぬ我が身を恥じ入り、周囲の罪汚れを嘆く者となります。そしてキリストに倣い愛の犠牲を払い続けましょう。純粋で真実な業は人の心に届き良き影響を与えます。罪の世に有用な教会と!
<今週の予定>
◎学習クラス ・17日(月)Pm6:00~ ・18日(火)Pm6:00~
・19日(水)Pm3:30~
◎幼児英語 18日(火)Pm3:00~
◎聖研祈祷会 20日(木)Pm7:30~8:30
◎早天祈祷会 毎日Am6:00~6:30