<ネゲブの流れ> ―523― 2018/9/23
「教会内の悪い人」Ⅰコリント5:9~13
「もし、兄弟と呼ばれる者で、しかも不品行な者、貪欲な者、偶像を礼拝する者、人をそしる者、酒に酔う者、掠奪する者がいたなら、そのような者とはつきあってはいけない、いっしょに食事をしてもいけない、」 ―Ⅰコリント5:11―
信仰生活40年、振り返ると私自身についてもキリスト教会全体についても、悔やまれることが多いです。私がもっと聖書に精通していたなら…、あるいは相談した先生達にもっと見抜く力があったなら…、私はあのような長い暗闇を通らなくても済んだ…と。しかしどちらも足りない状況で起きたことで、もはや嘆いても仕方なく益に変えて下さる主に委ねるしかありません。今さらですが、教会の内部につまりクリスチャンと呼ばれる人の中に罪を持ったままの「悪い人」がいることがいかに問題かが、よくわかります。私はそのために20年間ひどい苦しみを通りました。改めて、「教会内の悪い人」の問題性を考えましょう。
①教会内の悪い人の罪性。― パウロがあげた例から三つの罪性が考えられます。❶不品行。放縦。―自分の欲を自制できない、道徳的だらしなさです。背後に本能を肯定する間違った人間観があります。❷貪欲、略奪、そしり。―隣人への罪であり、他者を愛の対象ではなく利用すべき対象とします。❸偶像礼拝。―神社仏閣を拝む人、それだけなく神様よりも自分や特定の人を信奉する場合も偶像礼拝です。
②悪い人との関係。―パウロはそのような人との関わりについて「つきあってはいけない。いっしょに食事をしてもいけない。」と言います。それほど教会内部に入りながら罪を犯している悪い人は問題だということです。私の経験ですが、そのような人と夫婦関係にありましたので、霊的命を吸い取られて悲惨な状態でした。しかもその原因が解らないという惑わしにもかかりました。「悪人が大目に見られているとき、サタンは私達の間に君臨する。」(カルヴァン) 教会内から、悪い人よ、去れ!
<今週の予定>
◎学習クラス ・24日(月)Pm6:00~ ・25日(火)Pm6:00~
・26日(水)Pm3:30~
◎幼児英語 25日(火)Pm3:00~
◎聖研祈祷会 27日(木)Pm7:30~8:30
◎早天祈祷会 毎日Am6:00~6:30