<ネゲブの流れ> ―528― 2018/11/4
「召されたままの状態で」Ⅰコリント7:17~24
「おのおの自分が召されたときの状態にとどまっていなさい。」
―Ⅰコリント7:20―
人が未信者の家庭から信仰に導かれる場合、困難な状況を抱えていることが多いです。そこでよく言われるのが、信仰持って心の平安を頂いたとしてもすぐに状況を変えない方がいいということです。この箇所の御言葉がその根拠になっているのでしょう。配偶者と合わないから離婚する、会社の上司が難しい人だから会社をやめるとか、むやみに状況を変えない方がいいということです。クリスチャン生活でも試練は多く、同じことは言えると思います。パウロの勧めに耳を傾けましょう。
①人の状態、状況はその分に応じて神様が与えたものである。―神様は愛なる方で私達に最善の状態を与えていると言われます。例えそれが最悪の状態、状況であったとしても、私達を強くしたり賢くしたりで益になるのです。有名な「病者の祈り」もそのことを言い表しています。
②召された時のままの状態で歩む。―召された時とは入信した時、特別の使命の召しを受けた時など色々でしょう。神様の声により転機を迎えた時、その時置かれている状態のままで歩むということです。パウロの時代では割礼の有無、奴隷が自由人かが気になって右往左往する人が多かったのです。私も6年前の信仰回復時から今まで、夫婦や教団の問題で右往左往し、このようには歩めていなかった気がします。
③状態や人に縛られない自由人であろう。―私達クリスチャンはキリストに代価をもって買われた自由人です。私達はキリストの奴隷ですが、この世の人間や状態に縛られる必要がありません。周りの人間や状態がどうであれ、それらを超越して生きられるのです。それにはキリストにのみ聞き従うという生き方が不可欠です。人や状況のせいにせず、今神様に求められていることを誠実に成し遂げ、成熟を目指しましょう。その後に、必要ならば状態の変化も与えられるでしょう。
<今週の予定>
・5日(月)Pm6:00~ 学習クラス(小、中学)
・6日(火)Pm3:00~ 幼児英語 Pm6:00~ 学習クラス(中、高)
・7日(水)Pm3:30~ 学習クラス(中学)
・7日(水)Pm7:30~ 市民クリスマス合同祈祷会(倉敷聖約Ch)
・8日(木)Pm7:30~ 聖書研究祈祷会
・毎日Am6:00~6:30 早天祈祷会