〈ネゲブの流れ> -538-2019/1/13
「賞を受ける人生」Ⅰコリント9:24~27
「ですから、あなたがたも、賞を受けられるように走りなさい。」
―Ⅰコリント9:24―
人生をマラソンに例えると、誕生がスタートで死がゴールと言えます。マラソン競技ではメダル受賞者は3人だけですが、人生のマラソンでは各人がそのコースを完走できたらそれぞれが賞をもらうことができます。死を前にして「やり切った」と満足できたら、素晴らしいと思います。生きがいのある充実した人生、賞を受ける人生について考えましょう。
①人には神様から使命が与えられている。― 神様は天地創造から世の終わりまで壮大な歴史の計画を持っておられます。そしてその中に生まれてきた人間一人一人に対しても計画を持っておられ、使命を託しておられます。天職、天命という言葉があるように、神様はそれぞれの人に使命にあった能力をも与えておられるのです。
②人生には目標や決勝点が必要である。― 勉強やスポーツでも目標があった方が根気も続き、また効率良い勉強や練習ができます。同様に人生でも早い時期に自分の能力や適性に気づき、使命と最終目標を定められた方が、時間や労力の無駄をなくし、より充実した人生となります。大使徒パウロは「決勝点がどこかわからないような走り方も、空を打つような拳闘もしていない」と言っていますが、その人生は空しさを感じることもが全くなく、非常に力強いものだったことでしょう。
③人生成功の鍵は「自制」である。― スポーツの勝者が練習や生活リズム、食べ物などで非常な我慢や節制をしていることは周知のことです。同様に人生の目標達成にも、我慢や節制などの「自制」が必須です。パウロは「自分のからだを打ちたたいて従わせる」と言っています。身体の欲求や感情のコントロールができる人は冷静に事にあたることができます。「自制心」の育成は自他ともに必要な課題でしょう。
④朽ちない冠。― 月桂冠はしぼみます。しかし神様に託された使命を自覚し全うする者には永遠の冠が与えられます。朽ちない賞です!
<今週の予定>
◎学習クラス ・15日(火)Pm2:30~(幼児英語)
・15日(火)Pm6:00~(中学、高校)
・16日(水)Pm3:30~(中学)
◎聖研祈祷会 17日(木)Pm7:30~
◎玉島学園ボランティア 18日(金)Pm4:00~
◎早天祈祷会 毎日Am6:00~6:30