〈ネゲブの流れ> －539－2019/1/20

「倒れないように」Ⅰコリント１０：１～１３

「ですから、立っていると思う者は、倒れないように気をつけなさい。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―Ⅰコリント１０：１２―

　先日テレビでこのような特集を見ました。有能な小学生の卓球選手が試合で負け、その敗因は自分は強いんだという自負と油断だったというのです。この自負と油断は、子供時代から老年まで、人生のあらゆる場面で失敗や挫折、危機を招きそうです。信仰の生涯でも同様で、使徒パウロは私達に自信過剰と油断を戒めています。

　①神様の恵みの大きさ。―　出エジプトの出来事に示されたように、神様は非常に恵み深く、偉大なことをして下さる方です。雲が風を起こし海を分け、イスラエルの民は助け出されました。その後歩んだ荒野の道では岩なるキリストが同伴し、御霊の食べ物であるマナを食べ、御霊の飲み物である岩からの水を飲むことができました。

　➁恵みを経験した民の大部分が滅ばされた事実。―　神様の恵みは窮地において表されました。ということは絶えず試練があり神様にテストされていたということです。出エジプトの道中、窮地において、民のつぶやきや不信仰、罪が噴出し、何度も神様の神罰が下りました。その結果エジプトを出た民の大部分が滅ぼされたのです。私達も恵みを受ければ受ける程、気を抜いて油断することは禁物です。

　③十戒の大切さ。―　イスラエルの民が滅ぼされた原因の罪が５つあげられています。むさぼり、偶像礼拝、姦淫、主を試みる、つぶやきです。これは十戒にあるもので、改めて十戒の大切さを思います。人に教えたり、暗唱したりするだけでなく、実行し続けなければなりません。

　④試練の中での神様の守り。―　パウロは信仰の道中の厳しさとともに、神様の真実を教えてくれています。神様は試練とともに脱出の道も備えてくださると。成長とともに試練も厳しくなるかもしれません。神様を仰ぎつつ、罪や不信仰に陥ることのないように、注意が必要です。どんんなに立ち続けることが困難でも、必ず助けがありますから！

＜今週の予定＞

◎学習クラス・２１日（月）Pm6:00～（小学、中学）

・２２日（火）Pm2:30～（幼児英語、預かり）

・２２日（火）Pm6:00～（中学、高校）　

・２３日（水）Pm3:30～（中学）　

◎聖研祈祷会２４日（木）Pm7:30～

◎玉島学園ボランティア　２５日（金）Pm4：00～

◎早天祈祷会毎日Am6:00～6:30　