〈ネゲブの流れ> -540- 20191/27
「偶像礼拝と悪霊」 Ⅰコリント10:14~22
「ですから、私の愛する者たちよ。偶像礼拝を避けなさい。」
―Ⅰコリント10:14―
偶像礼拝は十戒の第二戒で禁じられています。私の生家は浄土真宗の檀家でしかもお宮参りもするという偶像礼拝が習慣的な家でした。それがキリスト教入信とともに、仏教や神道の信仰や習慣から離れました。それは聖書の神様だけを信じるという信仰告白のゆえでした。しかしこの40年間私なりに偶像礼拝を避けたつもりが、実際はそうではなくその恐ろしい被害にあったのです。パウロの警告に聞きましょう。
①偶像礼拝は悪霊と交わることである。― エデンの園には偶像も偶像礼拝もありませんでした。しかしアダムの堕落以後悪魔の働きが盛んになり、人を高ぶりへと誘い込んで行きました。バベルの塔もそうですが、偶像は人間の高ぶりと神様への反抗を象徴しています。偶像は実体がないとは言え、その背後には悪魔や悪霊の働きがあります。
➁クリスチャンは聖いキリストの血とからだにあずかった者である。― キリストは聖い神の子であり、その流された血も裂かれたからだも聖いものでした。キリストを信じるということはその聖いいのちを受けるということです。どうして悪魔や悪霊の働きのある偶像と関わることができるでしょう。もし偶像と関わるなら、キリストのいのちを失うのです。パウロが「主のねたみを引き起こす」と言っている通りです。
③キリスト教会内に忍び込んでいる偶像。― パウロがクリスチャンに偶像礼拝を戒めているのは、教会内でも偶像が蔓延しているからです。像や絵画、聖人やカリスマ的リーダー、さらには野心や野望が偶像になります。ある神学者の指摘ですが、利己的な目的のために神や他者を利用するところに悪や偶像がはびこるとのことです。私は自我に死に切ることが足らず、野望にかられた指導者の発想に惑わされ、長く霊的いのちを失っていました。偶像礼拝の被害です。主の前にへりくだり、自我を砕き、内外の偶像を除き続けましょう!いのち溢れるために!
<今週の予定>
・28日(月)Pm6:00~ 学習クラス(小、中)
・29日(火)Pm2:30~ 幼児英語 ・Pm6:00~ 学習クラス(中、高)
・30日(水)Pm3:30~ 学習クラス(中)
・31日(木)Pm7:30~ 聖研祈祷会
・毎日Am6:00~6:30 早天祈祷会