〈ネゲブの流れ> -551-2019/4/21
「自慢せず高慢にならない」Ⅰコリント13:4
「愛は自慢せず、高慢になりません。」 ―Ⅰコリント13:4―
イースターおめでとうございます。私が教会でイースターをお祝いするのは、今年で41回目になります。イースターは死から命への復活を記念してお祝いする日ですが、41回中のほとんどが復活には程遠い悩みや暗中模索の中で迎えた気がします。しかし今年は違って復活(勝利)の恵みを感じています。それはこの4週間の礼拝で「愛」について学びながら、心の掃除をして来ているからだと思います。「愛」の定義の四つ目は「自慢せず高慢にならない」、つまり謙遜ということです。
①すべての人に必ず自慢できるものが与えられている。― 神様は一人一人の人を愛してよく考慮して能力や境遇を与えています。ですからどのような人にも必ず他の人よりも優れていて自慢できるというものがあるはずです。例えば私は美術音楽運動は並みでしたが勉強ができました。中学校の成績は実技試験をペーパー試験で補えたので、オール5を通しました。ついでにその勢いで高校には一番で入ってしまいました。何とそれが悩みの泥沼の入り口でしたが…。
②自慢はいつか鼻っぱしを折られる。― 一番で入ったので学年中に名前が知られてしまい、引っ込み思案の私が3年間クラス委員をやる羽目になりました。上手くできないのでダメな自分に悩み始め、勉強も続かなくなり、自殺を考える程になりました。二番で入った人は東大に合格しましたが、私は二期の信大どまりでした。また後に持った信仰に自信がありましたが、それも20年の病で折られました。他にも…。
③高慢を捨て謙遜に。― スポーツ選手がよく言いますが、敗因はおごりや油断だったと。慈善活動も高慢さが伴うと役立つどころか相手を傷つけます。子育てや教育も謙遜な愛がないと支配となり実を結びません。どの分野でも本当の成功者は謙遜な人です。「神は高ぶる者を退け、へりくだる者に恵みをお授けになる。」(ヤコブ4:6)。へりくだって、イースターの恵みを自分のものに!勝利の人生が待っています!
<今週の予定>
・22日(月)Pm6:00~ 学習クラス(小)
・23日(火)Pm2:30~ 幼児英語・預かり
・24日(水)Pm4:30~ 学習クラス(高)
・25日(木)Pm7:30~ 聖書研究祈祷会
・毎日Am6:00~6:30 早天祈祷会