<ネゲブの流れ> ー571ー 2019/9/15
「ステパナらの奉仕」Ⅰコリント16:15~18
「なぜなら、彼らは、あなたがたの足りない分を補ってくれたからです。」
―Ⅰコリント16:15―
教会は、キリストの体あるいは神の家族と言われる特殊な集まりです。何が特殊かと言うと、キリストという同一の信仰対象を持ち、しかもすべての会員がキリストのしもべであるというのです。本来は教会内に階級も権威もありませんでした。皆が互いに仕え合う集まりだったのです。この箇所で名前が挙げられているステパナの家族やその関係者は、パウロから良い評価を頂いています。ステパナらの奉仕の姿勢から、教会内あるいはクリスチャン同士の奉仕の姿勢を学びましょう。そして私達もまた主から良い評価を頂けたらと思います。
➀聖徒たちのために熱心に奉仕する。― ステパナの家族はアカヤ(現在のギリシャ南部)で最初に信者になった人々でした。信者になってから聖徒(他の地域の信者や後輩の信者)のために熱心に奉仕しました。その奉仕ぶりは「働き、労している」と言われるものでした。私達も他の地域のクリスチャンのためにも、また後輩のクリスチャンのためにも熱心に奉仕し、時には苦労も惜しまず仕えましょう。
➁足りない分を補う。― ステパナとポルトナトとアコイコがエペソにいるパウロに手紙を届け、コリントの教会の様子を知らせたようです。パウロは3人の訪問を、コリントの人々の「足りない分を補ってくれた」と喜んでいます。他の人の「足りない分を補う」という姿勢には考えさせられます。ともすれば人の仲介に入っても欠けを補うどころか、欠点をさらに吹聴して問題を大きくしそうな私達です。欠点、不足を補う愛。
➂人の心を安心させる。― ステパナら3人はパウロとコリントの教会の間に入って労しとりなし、両方の心を安心させたようです。これも大変難しい働きです。教会全体への愛と個人への愛が本物で、しかも調和していなければ不可能です。本物の愛と知恵を頂いて実のある奉仕を!そうして初めて「労をねぎらう天国の報い」に預かれるのです!
<今週の予定>
・17日(火)Pm2:30~ 幼児英語、預かり
・18日(水)Pm3:30~ 学習クラス(小学)
・19日(木)Pm7:30~ 聖書研究祈祷会
・21日(土)Am10:30~ 学習クラス(高校)
・毎日Am6:00~ 早天祈祷会