<ネゲブの流れ>-592-2020/2/16
「恵みの時、救いの日」Ⅱコリント6:1~10
『私たちは神とともに働く者として、あなたがたに懇願します。神の恵みを
むだに受けないようにしてください。』 ―Ⅱコリント6:1―
安倍首相の珍答弁ではないですが、広い宣伝と募集には必ず「〆切」があり、それは数的及び時期的制限により決められます。同様に広範囲に長い時代を通じてなされた福音宣教にも「〆切」があるのです。クリスマスに恵みを持って来られたイエス様は、終末の再臨では厳しい審判者として来られます。私が20年以上かけて悔い改めを勧めた人が、悔い改めができずに神の裁きを受けました。その人にとって、ある時点が「恵みの時の〆切」となっていたのでしょう。パウロはその「〆切」を考えながら、「神の恵みをむだに受けないように」と懇願しています。私達もパウロとともに、世の人々に懇願しなければなりません。
➀懇願が聞かれるために「神のしもべ」となる。― 福音宣教は人の永遠に関係する重要な務めです。その務めが効をなすには、従事者の信用が大事です。人は信用できない人の言うことは聞きません。ですからパウロは「どんなことにも人につまずきを与えないようにと」生きました。苦難の中での忍耐、純潔、寛容、親切、偽りのない愛。私達の苦難はパウロ程ではありません。福音につまずきを与えないように。
➁パラドックスを通して神が現われる。― パウロがそうだったように「神のしもべ」は一見「神のしもべ」らしくありません。言うことが独特なために「だます者」、人の人気を取らないので「人に知られないよう」、苦難が激しいので「死にそうで、悲しんでいるよう、しかも罰せられているよう」、自分のために蓄えないので「貧しく、何も持っていないよう」に見られます。しかし実際は逆で、「真実であり、人によく知られ、生きており、殺されず、いつも喜んでおり、多くの人を富ませ、すべてのものを持っている」のです。このパラドックスには、神の力が関係しています。人間的にマイナスな状況下にこそ神の力が現われます。弱さ乏しさの中でも忍耐して誠実に、愛の生き方を!恵みの時の〆切が迫っている今!
<今週の予定>
・17日(月)Pm6:00~ 学習クラス(小学)
・18日(火)Pm2:30~ 幼児英語・預かり
・19日(水)Pm3:30~ 学習クラス(小学)
・20日(木)Pm7:30~ 聖書研究祈祷会
・22日(土)Am10:30~ 学習クラス(高校)
・毎日Am6:00~ 早天祈祷会