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<ネゲブの流れ>-603-2020/5/10

「パウロの戦い」Ⅱコリント10:1~6

『私たちの戦いの武器は、肉の物ではなく、神の御前で、要塞をも破るほどに力のあるものです。』                    ―Ⅱコリント10:4―

今年はCOVID19により、世界中の全ての人のはかりごと(予定や計画)が打ち砕かれた年だろうと思います。最たるものはオリンピックの延期でしょうが、全ては神の御心の内にあります。神は御意志の方向つまり終末へと歴史を導かれており、パウロ初め働き人はその戦いに参戦しました。私達もまた、その導きと戦いに加われたらと思います。

 ➀パウロの戦いの目的。― パウロの宣教は単なる巡回説教ではなく、悪魔から魂を奪取する命がけの戦いでした。愛してやまないコリントの信徒からも、誤解、中傷、批判、侮蔑を受けました。会った時は弱々しいのに離れた時はやけに強がる、肉的だと、それでも彼は語り続けました。彼の目的は、彼らを信仰の従順へと導くことだったからです。

 ➁戦いの武器。― パウロは肉にあっても、肉に従って戦ってはいないと反論します。戦いの武器は肉の物ではなく、要塞をも破るほどに力のあるものだと宣言します。これは真理、正義、平和の福音、信仰、救い、神のことばなどの御霊由来の武器(エペソ6章)です。人間的に見栄えのするものでないために、解らない人からは侮蔑されたのです。

 ➂戦いの方法。― パウロの宣教では御霊の働きにより、人間的思弁や神の知識に逆らう高ぶりが打ち砕かれ、人間的計画が破綻し、降参してキリストに服従する人が沢山出ました。悔い改めと信仰です。主と主にある働き人の戦いが進む時、破壊と服従が起きるようです。

➃戦いの結果としての刑罰。― パウロの戦いの目的は信徒の従順でした。そのために彼は柔和と寛容をもって勧め続けました。その命がけの愛の宣教に従わず、不服従を続けることは恐ろしいことです。彼はあらゆる不従順を罰する用意ができていると警告し、コリントの信徒の従順を切望しています。COVID19は私達の計画も打ち砕きました。キリストに服従し、私達も終末の戦いに参戦を!力ある武器をもって!

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西阿知キリスト教会​

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