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‹ネゲブの流れ›―617―2020/8/30

「恵みと平安があるように」黙示録1:4~8

「見よ、彼が、雲に乗って来られる。すべての目、ことに彼を突き刺した者たちが、彼を見る。地上の諸族はみな、彼のゆえに嘆く。しかり。アーメン。」 ―黙示録1:7―

コロナ禍は私達が生きている世界の様々なひずみ、ゆがみを炙り出しました。特に日本では、誤魔化し続きだった安倍政権が終焉を迎えました。無策と批判、さらに過去の違法行動の表面化が安倍総理のストレスとなり持病悪化となったのでしょう。負けなしだった悪に亀裂が入りましたが、悪との戦いはこれからです。ところで、黙示録が書かれた時代はローマ皇帝ドミティアヌスの迫害が激しい時で、この黙示は教会への励ましでもありました。神とヨハネからの励ましの声を聞きましょう。

➀偉大なる三位一体の神。― 教会が迫害の渦中にあるためか、挨拶文の言葉からも三位一体の神の偉大さが読み取れます。「父なる神」=永遠性、万物の創始者、支配者、さばき主。「聖霊」=完全な御霊。「キリスト」=忠実な証人、死からの復活者、地上の王たちの支配者。このような偉大な神から、恵みと平安を頂くことができる幸い。

➁キリストゆえの恩寵。― 私達は人となった救い主キリストから4つの恩寵を受けています。❶愛されている。❷罪から解放されている。❸王国(=神の支配の実現)とされている。❹神と親しく交わることのできる祭司とされている。この恩寵は、迫害も殉教も超越させる程の究極的な恩寵です。地上生活の物質的、人間的恵みもさることながら、目を高く上に、天に向けるなら、天的恩寵の素晴らしさに圧倒されるでしょう。

➂キリストの再臨の希望。― 再臨は復活のキリストの約束でありクリスチャンの希望です。雲は出エジプト時の雲の柱のように神の栄光の現われです。突き刺した者たちとはキリストの反逆者で、彼らは再臨の時、悔いるのではなく罰を恐れて嘆くしかないのです。私達が正しい道を求めて進む時、反対し迫害して来る者があったとしても、その反対者は後に嘆くことになるのです。嵐の中でも変わらない恵みと平安を!

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西阿知キリスト教会​

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