‹ネゲブの流れ›-626-
「ことばを守ったから」黙示録3:7~13
「あなたが、わたしの忍耐について言ったことばを守ったから、わたしも、地上に住む者たちを試みるために、全世界に来ようとしている試練の時にも、あなたを守ろう。」 ―黙示録3:10―
一昨日はとても不思議な対決を見ました。参議院予算委員会での菅首相と小池議員のやり取りです。日本の政治権力のトップにある首相が官僚のメモに頼らなければ答弁できず、しかもその内容が的外れなのです。外的権力はあっても内容が伴っていない実態。菅政権も早晩崩壊する予感がしました。外見は小さくても内容があり主に評価されているフィラデルフィア(=兄弟愛)教会。この教会への主の言葉は、内容を持ちながら苦戦している者への大きな励ましです。耳を傾けましょう。
➀フィラデルフィア教会について。― この町は地震が多い地帯にあり小さな町でした。したがって教会も小さく人数も少なかったようです。また「少しばかりの力」と言われているように、微力な教会でした。しかし主はこの教会に対して叱責や非難はなく、暖かい言葉をかけています。外的には小さく微力でも、主に褒められる内容のある教会でした。
➁その信仰の姿勢。― 彼らは微力ながらもその力を使って、主のことばを真面目に守っていました。小さく真面目な者はサタンに狙われやすく、サタンの会衆に属すると言われる、うそつきの自称ユダヤ人達に苦しめられていました。しかし批判やつまはじきの嫌がらせの中でも、彼らは主の名を否まず、主のことばに従って忍耐していました。
➂主からの祝福。― そのようなフィラデルフィア教会への主の約束は、だれも閉じることのできない門、敵の降伏、「愛している」との宣言、全世界的試練の時の守り、三つの名がしるされた神の聖所の柱という祝福でした。思えば西阿知キリスト教会も小さく微力な教会です。しかし真面目な信仰を貫き続け、自称信者からの排除や意地悪も受けても忍耐しています。「わたしがあなたを愛している」と主は言われます。敵がひれ伏す日も近いのでは。御言葉に従い続け、勝利を目指しましょう。