日本同盟基督教団 理事長殿
頌栄。今年は、新型コロナ感染症の流行で、大変な年になっています。
ご無沙汰していますが、西阿知キリスト教会の可児久代です。貴教団には、様々な点で私及び家族がお世話になっており、感謝しています。・・・
さて、もう7年来の懸案ですが、私の退団の件です。赤江師のオブザーバー発言はあったのに、なかったとされ、私がどのような訴えをしても、十分な回答を頂けないで来ました。私の言葉が届かないということは大きな悩みの種であり、ちょうど類似したことが起きている安倍政権の動きを注視して来ました。毎日国会中継や野党ヒヤリングを見、政治家の発言やコメンテイターのコメントを聞き、政治評論家の本を読み、政治についてかなり学んで来ました。ここまでの知識や論理を、2005年に持っていたら、騙されなかったと思います。
今回は、以前送った文書も添付し、二点お願いします。
1)開示のお願い。― 2005年4月22日の赤江師、中谷師、元夫、私の四者面談の報告書の開示をお願いします。(添付資料、2014年7月10日付文書参照)
2)調査のお願い。― 2013年12月2日の理事会で話し合われた内容の調査をお願いします。当時の理事会三役から、➀宣教区の交わり、➁加入手続き開始、➂赤江師との仲裁、の提案があったはずです。(添付資料、2018年1月11日付文書参照)
私は以前から、偽り隠蔽する貴教団が、安倍政権と同じだと言って来ました。安倍政権は、森加計桜IR河井疑惑、検事長人事、コロナ失策により崩壊しました。続く菅政権の強権さはそれ以上だと言われ、今、日本学術会議問題で紛糾しています。ずっと政治の動きを注視しながら、貴教団との共通点を発見しました。他にもありますが、二点あげます。
1)開示しない。― 森友問題で自殺した赤木俊夫さんの妻雅子さんが、政府に開示を求めて出て来た文書が黒塗りばかりだったことは、有名です。その他、桜疑惑でも要所は黒塗りでした。貴教団も私の開示のお願いを拒否しています。問題がないなら、開示して下さい。
2)調査しない。― 赤木俊夫さんとその妻雅子さんは、倉敷出身の方です。私も騙されて退団させられた後、うつ状態がひどく何度も自殺の危険があったので、俊夫さんの苦悩も雅子さんの苦悩も他人事ではありません。雅子さんの本「私は真実が知りたい」も買って読み、来週14日に行われる第2回目の裁判のためにも、毎日祈っています。安倍政権も菅政権も再調査しないと言い、裁判でも詳細を明らかにせず、認諾で賠償して終わらせようとしています。雅子さんの言葉「この2人は調査される側で再調査しないと発言する立場ではない」は有名です。貴教団も私の調査の依頼にもかかわらず、拒否しています。
貴教団が正しいと言われるなら、開示と調査をお願いします。
少し様子を知らせました、元夫のことですが、神様に打たれて、間違いが解ったようです。そのことをまとめている説教を同封させて頂きます。
恩師小畑進先生の最後の赴任地である香川に、恐るべき人格者の政治家を発見しました。映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」でも有名になった、立憲民主党衆議院議員小川淳也氏です。もちろん未信者です。小川氏の言葉です。「誠実とは嘘をつかないこと。嘘にならないように努力している。」「人生の8割は我慢、残りの1割は辛抱、最後の1割は忍耐。」小川氏は正しいことを言っていても、表現がふさわしくなくて誤解を与え傷つく人がいたと言って、謝罪して頭を下げる方です。このような方が注目される時代の中で、貴教団に真理なる御言葉の発信力があると言えるのでしょうか。安倍政権、菅政権並の、開示拒否、調査拒否をしていては、主からも、時代の人々からも信用されなくなるでしょう。キリスト教会の将来と日本の将来を考えながら、この文書を送らせて頂きます。貴教団が聞く耳を持たれることを祈りつつ。主にありて。