‹ネゲブの流れ›-632-2020/12/13
「ほふられた小羊」黙示録5:9~14
「ほふられた子羊は、力と、富と、知恵と、勢いと、誉れと、栄光と、賛美を受けるにふさわしい方です。」 黙示録5:12
今年はコロナのせいでしょうか、どうもクリスマス気分になれません。集会も自粛で、祝うより祈り求める思いの方が強い感じです。しかし地上がどうであれ天の御座では、キリストをほめたたえる賛美の大合唱が高らかに鳴り響いています。キリストの素晴らしさを学びましょう。
➀封印を解くのにふさわしい方=ほふられた小羊。― 七つの封印で封じられた巻き物を御座にすわる方から受け取ったのは誰でしょう。それはほふられた小羊でした。傷つけられ、血を流し、命を投げ出した小羊なるキリストでした。キリストの傷ついた手に巻き物は渡されました。そしてその傷ついた手でしか封印は解くことができなかったのです。私達の手は傷ついていますか。犠牲を払っていますか。
➁地上を治める王と祭司を備える方。― 来る千年王国において地上を治めるのは、キリストの血で贖われた者達です。キリストの十字架の犠牲の意味を正しく理解し、悪に屈せず忍耐し命も投げ出した者達です(20:4)。神の王国の王は、人間的な血筋や功績によるのではなく、キリストの血の贖いによるのです。確かな信仰に立ちましょう。「もし耐え忍んでいるなら、彼とともに治めるようになる。」(Ⅱテモテ2:12)
➂天上の大賛美を受けるにふさわしい方。― ほふられた小羊が天の御座で受ける賛美は、万の幾万倍、千の幾千倍の御使いと天地のあらゆる被造物、生き物のささげる賛美でした。ものすごい大合唱です。その内容も素晴らしいです。力(十字架の無力)、富(貧しさ)、知恵(愚かさ)、勢い(弱さ)、誉れ(侮蔑)、栄光(恥辱)そして賛美(呪い)を受けるにふさわしいと。私達は地上で何を受けますか。キリストのために、あるいは人を助けるために、無力、貧しさ、愚かさ、弱さ、侮蔑、恥辱、呪いを受けるとしたら、天の報いは大きいのです。キリストの地上の姿はほふられた小羊です。私達、決して肥え太った獣にならぬように!
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