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‹ネゲブの流れ›-657-2021/6/20

「御怒りの日」黙示録11:18~19

「諸国の民は怒りました。しかし、あなたの御怒りの日が来ました。」 ―黙示録11:18―


 利権五輪である東京五輪が一月後に迫る中、国民監視ができる悪法の土地規制法が夜中の強行採決で成立し、同日国会が閉会しました。政権は森加計桜広島学術総務省などの問題を未解決で逃切りました。また五輪について根拠のない「安全安心な大会」と言い続け、政治不信を広げています。政治の腐敗も底。まさに神の怒りが下りそうです。先週は神が偉大な力を働かせて王となったことを学びました。真の王は信賞必罰の方です。やがて来る御怒りの日について学びましょう。

 ➀人間の怒りと神の御怒り。― 人間界には愚かな怒りがあります。正しい人が悪を怒るのはいいとして、悪を行う人が正しさを怒る場合があります。横暴な権力者の威嚇のための怒り、義人に向けられる群衆的怒り。このような怒りが神と神を信じる信仰者に向けられる場合、神の御怒りの対象となります。迫害者の横暴が続き神は沈黙していると思われても、必ず神の御怒りの日はやって来ます。私に悪を行った人々に下った災いを思うと、神の御怒りの日の恐ろしさが予想できます。

 ➁さばきと報いと滅びの時。― 神の御怒りの日は、死者のさばかれる時であり、生者が報いか滅びを受ける時です。死は終わりではなく悪人は恐れるべきです。指標は神の御名を恐れかしこむか否かです。預言者や聖徒だけでなく神のしもべの小さい者でも神を恐れかしこむ者には報いがあります。しかし地を滅ぼす悪人つまり弱者を虐げ義人を迫害する者は滅ぼされます。この時は虐げられた者の解放の時です。

 ➂天の神殿の契約の箱に目を。― 長老たちの賛美の後、天にある神の神殿が開かれその中に契約の箱が見えました。十戒が入った箱です。ユダ王国滅亡以来契約の箱は失われています。ヨハネは契約の箱を見ました。十戒は人間の基本です。守る者には祝福、破る者には罰が約束されています。契約の箱が天にあるということは信仰者の希望です。十戒を生きれば天国行きは確実。同時に十戒を軽視した者の滅びも確実です。悔い改めて十戒順守の日々を!天を目指しつつ!       


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