‹ネゲブの流れ›-658-2021/6/27
「ひとりの女と竜」黙示録12:1~4
「また、竜は子を産もうとしている女の前に立っていた。彼女が子を産んだとき、その子を食い尽くすためであった。」 ー黙示録12:4ー
去る23日は戦いの日でした。この日は沖縄慰霊の日で、沖縄では遺骨を使った辺野古新基地建設に抗議して具志堅隆松さんが19日~23日までハンストをしていました。また前日に赤木ファイルが出され赤木さんの裁判がありました。夕方は五輪に反対する世界同時デモがありました。それぞれに賛同して多くの人が声を上げ行動しましたが、これらの抗議の矛先は現政権でありその非人道的独裁体質を物語っています。まさに正義と悪との戦いです。12章は教会と悪魔の戦いです。
➀ひとりの女=教会。― 前章に続きヨハネは巨大なしるしが天に現われるのを見ました。ひとりの女が太陽を着て月を足の下に踏み頭には十二の星の冠をかぶっていました。この女は教会で、教会は光(太陽)に満ちて闇(月)を踏みしだき、旧約の約束と新約の使命に生きるということです。教会は世的には小さくても天的には素晴らしいのです。またこの女がみごもり、産みの苦しみで叫び声を上げていたとは、教会は絶えず神の民と真理を産み出す産みの苦しみをするということです。
➁大きな赤い竜。― ヨハネは別のしるしも見ました。七頭十角の大赤竜。赤は血の色つまり悪魔を意味し、七頭は恐るべき悪知恵、十角は恐るべき権勢、頭の七つの冠は僭越と思い上がりを表します。安倍元首相の祖父は戦犯岸信介氏です。祖父を継承するということは悪魔の手にあるということで、森加計桜広島の闇の意味が解ります。野党ヒアリングでも、答弁拒否をする官僚が悪魔に使われていることが解ります。七頭の悪知恵は残虐非道可能な知恵なので、戦いは難航します。
➂誕生と食い尽くす業。― キリストは誕生間もなくヘロデに命を狙われました。この女も出産前から竜に狙われ、産んだ子が食い尽くされようとしています。この子は再臨のキリストです。いずれにしても洗礼式に働く悪魔、真理発見者や改革者を食い尽くさんとする悪魔、これは今も同じです。生まれたての子、真理の芽生え、改革の息吹を狙って食い尽くす悪魔の恐ろしさ。警戒しつつ、善戦を!神は必ず勝利する!
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