‹ネゲブの流れ›-659-2021/7/4
「女は男の子を産んだ。この子は、鉄の杖をもって、すべての国々の民を牧するはずである。」
― 黙示録12:5 ー
本日は東京都議選の投開票日で、五輪や政権の行方がかかっており目が離せません。選挙は票を争う戦いです。また開催強行と反対運動の戦いの下で予定されている五輪もまた競技上の戦いです。人生には戦いが多い。いや人生は戦い続きなのかもしれません。キリスト教に安楽を求める、その意識改革が求められているようです。先週に続き、七頭十角の大赤竜と女と生まれた男の子、その戦いから学びましょう。
➀男の子と大赤竜との戦い。― 生まれた男の子はキリストです。キリストは誕生の際にはヘロデ王に命を狙われ、公生涯の3年間でユダヤ教指導者から妬まれて暗殺計画が立てられ、遂に十字架となりました。ヘロデ王もユダヤ教指導者も大赤竜(サタン)の使いでした。十字架でキリストを亡き者にし勝利したと勝ち誇った三日後、キリストはサタンの裏をかいて復活し、信者を増やし教会形成の準備をし昇天しました。男の子が神のみもとその御座に引き上げられたということです。この男の子はやがて鉄の杖をもってすべての国々の民を牧するのです。
➁女と大赤竜の戦い。― キリストを取り逃がした大赤竜は女を追いかけます。女は教会です。キリストに負けたサタンは絶えず教会を迫害して来ます。女は荒野へ逃げました。荒野は貧しく寂しい場所。しかしそこには神が女を養うために備えた場所がありました。世に妥協しない真の教会は、絶えず貧しく寂しい荒野を生きることになります。荒野だと嘆くよりも、神が備えて下さった霊的養いと恵みに預かりましょう。
➂キリストが鉄の杖をもって牧する日を望みつつ。― 女(教会)に属する私達は、サタンの攻撃と荒野という戦いの生活を覚悟しなければなりません。この大赤竜が滅ぼされるのは大分後だからです。しかし「彼らを惑わした悪魔は火と硫黄との池に投げ込まれた。」(黙20:10)という時は必ず来ます。その時キリストが鉄の杖で古き悪しきものを打ち崩し新しい支配を始めます。これが私達の希望。天に勝利者キリストを仰ぎ、地で神に養われつつ、忍耐強い戦いを!大赤竜撲滅目指し!
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