‹ネゲブの流れ›-661-2021/7/18
「天の喜び」黙示録12:10~12a
「兄弟たちは、小羊の血と、自分たちのあかしのことばのゆえに彼に打ち勝った。彼らは死に至るまでもいのちを惜しまなかった。」 ー黙示黙示録12:11ー
コロナ感染拡大中ですが五輪が近づいています。日本人選手の金メダルよりも、安倍前総理の逮捕の方が感動するという声があります。これは悪人の横暴を嫌う普通の感覚だと言えます。人類の歴史は悪(悪魔)との戦いとも言える程、権力者の横暴と搾取が続いています。ですから正義が勝ち悪が敗北することは、大きな喜びです。先週学んだ天の戦いで悪魔が天から投げ落とされました。そこで天では喜びの声が上がり、同時に地上で戦う者への声援も送られました。学びましょう。
➀神の勝利。― 私達が待望している神の勝利とは、すべての人が解かる形で神の力、国(支配)、権威が現われることです。天の戦いでは明確に神の力、支配、権威が示され、大天使ミカエルが勝利し大赤竜(悪魔)は天から投げ落とされました。地上の戦いでも神の力、国、権威が表されて、必ず神が勝利します。今教会内に潜み信者を苦しめている偽キリストも、やがて正体を暴露し廃退して行くことでしょう。
➁神の救い。― 天の大声での宣言に神の救いの現われもありました。神の勝利は、悪魔に苦しめられている者の救い、解放です。悪魔は信者の告発者でした。悪魔は日夜、私達信者のことを神の前で「あいつはダメだ!」と敵意と悪意と偽りで訴えています。その声はしばしば内なる声となります。悪魔が投げ落とされたので、もう訴える者はいません。神の救いは確かです。私達は神に受け入れられた者です。
➂戦い打ち勝つ信者。― 天ではミカエルが勝利済みで、地上の信者の勝利も確実です。武器は小羊の血と自分たちのあかしのことば。十字架の血によってきよめられ、神を味方とし、御霊の力を受けましょう。御霊は御業をもってあかしを与えます。さらに死に至るまでもいのちを惜しまない覚悟が必要です。いのちを惜しむと執着心が出て力を失います。聖書を読んでいた西郷隆盛の言葉。「命もいらず、名もいらず…もいらぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり。」 悪魔に勝つ=大業!
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