‹ネゲブの流れ›－660－2021/7/11

「天の戦い」黙示録１２：７～９

「さて、天に戦いが起こって、ミカエルと彼の使いたちは、竜と戦った。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―黙示録１２：７ー

　今年は大変な夏になりそうです。明後日から東京に緊急事態宣言が出されるのに五輪が強行されます。関係者を隔離するバブル方式が穴だらけで安全安心には程遠く、国民がコロナ下で我慢続きなのに五輪関係者は優遇され、国民の不満が爆発しています。連日反五輪行動が行われ、東京地裁に差し止めの仮処分の申し立てもなされました。やらせ会見や脅し会見で乗り切ろうとする菅政権との戦いが、夏中続きそうです。黙示録も悪魔（竜）との戦いが続きます。学びましょう。

　➀天に起こった戦い。― 大赤竜は悪魔で、悪魔は高ぶった堕落天使だと言われます（イザヤ１４：１３）。竜は御座に引き上げられた男の子を追いかけて天を目指しました。天で神以上の者になろうとしたのです。それは許されることではなく、天に戦いが起きミカエルとその使いが応戦しました。現在も高ぶる悪魔があち魔的です。騙されないように要注意です。

　➁勝利したミカエル。― ミカエルはガブリエルに並ぶ大天使で、戦う守護天使です（ダニエル１０：１２、２１，１２：１）。絵画では右手に剣（力）左手に秤（公正）を持っています。神の大天使ミカエルとその使いは強く、竜は勝つことができませんでした。竜には天の居場所がなくなりました。かつての仲間同士の戦い。勝者は神以上になろうとした悪魔ではなく、神を神としわきまえていたミカエル（＝誰か神のごときや）でした。神を神として崇めへりくだることの大切さと強さを思います。

　➂敗北し地上に投げ落とされた竜＝悪魔＝サタン＝古い蛇。― 高ぶって天に戦いを挑んだ竜（悪魔）とその使い（悪霊）は、地上に投げ落とされました。彼らは、全世界を惑わすとあります。エバを惑わし、ユダに入り、ペテロを弱らせた悪魔です。負けて投げ落とされても悪魔は改心しません。激しく怒って地上にわざわいを振りまくようです。剛柔交えた悪魔の最後の悪あがきは恐ろしいです。甘く考えたら命取りに

なります。ミカエルに倣い、私達も勇敢に公正に戦い抜きましょう！