‹ネゲブの流れ›-663-2021/8/1
「女の子孫の残りの者と」黙示録12:17~18
「すると、竜は女に対して激しく怒り、女の子孫の残りの者、すなわち、神の戒めを守り、イエスのあかしを保っている者たちと戦おうとして出て行った。」 ― 黙示録12:17 ―
五輪が開催され、コロナ感染者数が全国で爆発的に増加しています。明日より6都府県が緊急事態宣言下に置かれます。これは予見されていたことで、菅政権の五輪を強行した姿勢や感染拡大は五輪と無関係だと言い張る姿勢に恐ろしいものを感じます。この政権の姿勢が安保法案の強行成立、沖縄県の基地建設強行をもたらしており、悪魔の手口とも言えます。この悪魔の手口は非常に狡猾で反対派の懐柔や国民の分断工作も使うようです。黙示録でも竜(悪魔)との戦いは、この箇所から広く、複雑になって行きます。学んで信仰生活に生かしましょう。
➀悪魔(竜)の失敗と怒り。― 悪魔(竜)は女の追跡と押し流しにも失敗しました。そして女を激しく怒りました。悪魔は、悔い改めや降参、諦めとは無縁で、執拗です。しかし女を助けたのが神であると分かっているので、それ以上女を追いかけることはありませんでした。その分、怒りは激しく沸騰し、作戦も巧妙に練られ変えられました。
➁悪魔(竜)の次の狙い。― 悪魔(竜)の狙いは女の子孫の残り者に変わりました。「女の子孫の残りの者」の解釈は様々ですが、キリストの後に女(教会)から生まれた者つまり個々の信者と考えましょう。個々の信者、しかも神の戒めを守りイエスのあかしを保っている真の信者です。アダムの堕落時に蛇に語られた言葉=「おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く」を思い出します。悪魔(竜)は真の信者たちと戦おうとして出て来ました。戦いはあちらこちらに広がっています。
➂砂場に立って海と陸から助太刀を呼ぶ。― 今までは悪魔(竜)だけが戦いました。しかし戦いの相手が信者たちと広がったため、助太刀として仲間が加わります(13章)。それは海と地からやって来るので竜は海と地の間=海辺の砂の上に立ちました。砂は悪魔の策略が砂上の楼閣であることを表していると言われます。必ず神が勝ち悪魔に勝ち目はないのですが、個々の信者である私達は悪魔に負けたら御仕舞です。しっかり戦い、悪魔に勝ち続けなければなりません。善戦を!
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